「AKB0048の失敗では飽き足らず、また……」秋元康の“二次元+三次元”アイドルプロデュースにAKBファンから不安の声

「AKB0048の失敗では飽き足らず、また……」秋元康の“二次元+三次元”アイドルプロデュースにAKBファンから不安の声

「デジタルアイドルオーディション」特設サイトより。

 16日、AKB48グループや乃木坂46、欅坂46の総合プロデューサー・秋元康が新たに8人組の「デジタルアイドル」をプロデュースすることが明らかとなり、AKBファンから不安の声が上がっている。

 この「デジタルアイドル」とは、おニャン子クラブやAKB48グループなど、さまざまなアイドルをプロデュースしてきた秋元康が、乃木坂46や欅坂46の所属レーベルであるソニーミュージックと、これまで数々のヒット作を手がけてきたアニプレックスがタッグを組み、「次元を超えたアイドル」をプロデュースするといった新たなプロジェクトだ。

 メンバーとなる2次元のオリジナルアニメキャラクターは、先週末でついに興行収入154億円を突破した大ヒット映画『君の名は。』の田中将賀氏や、『ガールフレンド(仮)』のさくら小春氏や小原トメ太氏、『けいおん!』の堀口悠紀子氏をはじめとした、有名クリエーター8人がそれぞれ1人ずつデザインを担当。特設サイトでは、8人のアイドルたちのシルエットとともに名前や特徴などが明かされており(17日現在)、利己主義・関西弁の河野都(15歳)、「可愛いは正義」の斉藤ニコル(17歳)、生徒会長・優等生な佐藤麗華(17歳)、など個性豊かな顔ぶれとなっている。

 さらに、同プロジェクトでは、“キャラクターたちに命を吹き込む声優”として、一緒にアイドル活動できるメンバーを募集。対象となるのは、国内在住の15歳から25歳までの女性で、来月11日17時まで特設サイトにて応募を受け付けている。その後は書類審査やSHOWROOM配信でのパフォーマンス審査など、計5回の審査を行い、12月24日に都内某所にて行われる最終審査の場でメンバーが決定するという。

 約2年前から構想があったというこのプロジェクト。秋元氏は、「こんなルックスの女の子がいたら? こんなことを言うアイドルがいたら? こんなスキャンダルを起こすアイドルがいたら? 素晴らしいキャラクターデザインの先生方と一緒にフィクションだからこそできる新しい時代のアイドルをプロデュースしようと思う」と、コメント。“リアル”なアイドルではなく、“存在しない”アイドルを目指すようだ。

 ネット上の反応を見ると、アイドル好きはもちろん、アイドルものには興味がないという人も、田中氏や堀口氏など、アニメファンであれば誰もが知っているだろうアニメーターたちが揃った強力な布陣に、興味をそそられている人もいるようだ。

 一方で、『アイドルマスター』や『ラブライブ!』『アイカツスターズ!』『プリパラ』など、“アイドルもの”にはすでに人気作が多数存在し、競争率の激しいジャンルだけに、「やめろ、こっち来んな」「二番煎じ、三番煎じもいいところ」などと否定的な声が上がっているほか、AKBファンと思われる人からは、「それより0048の続編は……」「こうしてAKB0048はなかった歴史とされていく」「やっぱりAKB0048は黒歴史だったんや!」「AKB0048の失敗では飽き足らずまた作るのか」という声も。

 この『AKB0048』とは、AKB48をモチーフとしたテレビアニメのこと。TOKYO MXほかで、第1期が2012年4月から7月まで、第2期が2013年1月から3月まで放送され、メインキャラクター9人の声はAKB48グループ200名の中から選ばれたメンバーが務めた。しかし、アニメオタクからの支持を得ることができず、BD・DVDを合わせたアニメ第1期の第1巻の売り上げは約8,000枚、以降は4,000枚前後に数字を落とし、第2期も平均2,000枚と、アニメは不発気味に終わってしまっている。それだけに、今回のプロジェクトに不安の声を上げる人は少なくないようだが……。

 今回の「デジタルアイドル」でそのイメージを払拭できるかどうか、続報を楽しみに待ちながら、今後展開に注目したい。

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