妊婦の腹を切り裂き赤ちゃんを盗んだ38歳女に終身刑 恋人も殺人に関与か(米)

妊婦の腹を切り裂き赤ちゃんを盗んだ38歳女に終身刑 恋人も殺人に関与か(米)

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ノースダコタ州ファーゴで昨年8月19日、妊娠8か月だったサバンナ・グレイワインドさん(当時22歳)が同じアパートの3階に住んでいたブルック・クルーズ(38歳)宅を訪問後、行方不明になった。サバンナさんはブルックに「ドレスを作ったから試着してもらいたい」と呼び出された後に帰宅せず、心配した家族とボーイフレンドのアシュトン・マシーニーさんが警察に捜索願を出していた。

サバンナさんがいなくなった当日、近くの住民はブルックの部屋から壁を激しく叩く音やシャワーの音、そして赤ちゃんの泣き声を聞いていた。警察は夕方5時頃と、夜遅くにブルック宅を訪ねたものの変わった様子はなく、赤ちゃんを見つけることもできなかった。

7人の子の母であるブルックには、4人の子を持つウィリアム・ヘーン(32)という恋人がおり、2016年12月に一度破局していた。しかしブルックは「もう一人子供を持つのが夢」と語るウィリアムに偽の超音波検査の写真を送り付け、「妊娠した」と嘘をつき、2人は2017年初めによりを戻し同居を始めたようだ。

サバンナさんの両親は娘が行方不明になった当初から2人に疑いの目を向けており、8月22日の夜にウィリアムがピックアップトラックをアパートに横付けしていたこと、袋を大事そうに抱えてアパートに持ち込んでいたこと、まだサバンナさんが見つかっていない時にウィリアムから「娘さんのことは残念でしたね」と言葉をかけられたことなどを警察に相談していた。またウィリアムは、屋根葺き替え工事の仕事仲間に「女の子が誕生した」と話をしていたことも分かっている。

警察は2日後の24日に令状を持ってブルックのアパートを捜索し、そこで赤ちゃんを発見した。ブルックは「サバンナさんが21日の朝3時半頃に訪ねてきて、赤ちゃんを置いて行った」と話したというが、その場で逮捕されている。そして27日、アパートの近くを流れるレッド・リバーでカヤックをしていた人が黒いゴミ袋を発見。中からサバンナさんが遺体となって見つかった。首にはロープが巻かれていたが、死因は腹部を切られたことによる失血死だったという。

ブルックはその後、サバンナさんの殺害を認める供述を始め、「彼女と言い争いになった。頭を叩いたら気を失った。それでお腹の赤ちゃんを取り出そうと思いつき、ちょうど帰宅したウィリアムに助けを求め、バスルームでお腹を切り裂いた。彼女はすでに意識がないように見えた。取り出した赤ちゃんは健康だった」と言い、今年2月の裁判で仮釈放なしの終身刑を言い渡された。

一方のウィリアムだが、今月19日から8日間の予定で裁判が始まっている。検察側はブルックの供述をもとにウィリアムがサバンナさん殺害にいかに関わったのか、次のように明かした。

「ブルックがバスルームでサバンナさんのお腹にメスを入れようとしていた時に、ウィリアムが仕事から帰宅した。ウィリアムはブルックに『死んでるの?』と聞いたが、彼女は『わからない』と答えた。その後、ウィリアムはサバンナさんの首にロープを巻いて強く引っ張り『これで彼女は死んだよ』と言った。その間にブルックは彼女のお腹を切り裂いて子供を取り上げた。ウィリアムはすぐに警察に通報すべきだった。」

しかしウィリアムの弁護人は「ブルックは最初からサバンナさんを殺すつもりで自宅に呼び出し、ウィリアムが帰宅した時にはサバンナさんはすでに亡くなっていたのではないか。死因は失血死であり、彼は殺人の後始末をしたにすぎない」と述べ、ウィリアムを擁護した。ウィリアムは赤ちゃんを誘拐したことと、警察に虚偽の証言をしたことを認めているが、殺人については容疑を否認しているという。

あの日ブルックに取り上げられた赤ちゃんはヘイズリーちゃんと名付けられ、父親であるアシュトンさんと一緒に暮らしている。母の命日が誕生日となるヘイズリーちゃんは、今月18日で1歳1か月を迎えている。

なおコロラド州で2015年3月に起こった事件では、26歳の妊婦を襲い、そのお腹を切り裂いて胎児を取り出した女に100年の懲役刑が下されている

画像は『Mirror 2018年9月23日付「Man ‘put rope around pregnant woman’s neck while his girlfriend cut open her stomach and ripped out baby’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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