ドラマの吸血鬼になりきった女、恋人を「狼男」とナイフで刺す(露)

ドラマの吸血鬼になりきった女、恋人を「狼男」とナイフで刺す(露)

ドラマの吸血鬼になりきった女、恋人を「狼男」とナイフで刺す(露)の画像


米テレビドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ(The Vampire Diaries)』は、吸血鬼となった主人公の女性エレナ・ギルバートが織りなす恋愛ホラードラマである。人気ドラマゆえ多くのファンがいることも事実だが、なかには間違った影響を受ける者もいる。

ロシアに住むエカテリーナ・ティルスカヤ(Ekaterina Tirskaya、22)も、このドラマの影響を受けた一人だったようだ。エカテリーナは今年2月、SNSで知り合った恋人の男性と初めて一夜をともにした。

そして彼女の異変は翌朝、目覚めた時に起きた。恋人の証言によると「エカテリーナは突然豹変し、自分を吸血鬼のエレナ・ギルバートだと信じて、狼男である男性を殺さねばならない」と言ってきたそうだ。恋人は彼女の話には取り合わず、自宅に帰るよう促し、そのままシャワーを浴びるため浴室に向かった。

ところがエカテリーナは台所に向かってナイフを掴み、浴室から出てきた恋人を突然襲ったのだ。恋人はなんとかナイフを奪い取ったが、彼女は別のナイフを掴み取って恋人の胸を刺した。恋人は逃げるように部屋から出て、隣人のドアをノックして助けを求めた。

すぐに救急車と警察が呼ばれ、男性は重傷を負ったものの命は取り留めたとのことだ。エカテリーナは後に精神鑑定が行われたが、どんな種類の精神疾患も確認できなかったという。

そして、男性に対して精神的損害を与えたとして3,900ポンド(約567,000円)の支払い命令が言い渡され、重大な身体的危害を加えた罪により、2年半の懲役刑が下された。

テレビや映画の影響で殺人を犯す事例はこれだけではない。アメリカのペンシルベニア州では昨年5月に映画『ハムナプトラ2』に触発された女が父親を殺害するという事件が発生し、ニューヨークでも1991年に映画『ロボコップ2』の影響を受けた男が6人を殺害するという事件が起きている。

画像は『Metro 2018年11月16日付「Woman who identified as a vampire stabbed boyfriend ‘because he was a werewolf’」(Picture: east2west news)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)