エールフランスKLM機内でハスキー犬死亡 貨物室の酸素不足が原因か

エールフランスKLM機内でハスキー犬が死ぬ 貨物室内の酸素がなくなったことが原因か

記事まとめ

  • エールフランスKLMの旅客機で、フライト中預けられたハスキー犬が貨物室で死んだ
  • 同社の従業員はこの事故について「室内の酸素がなくなってしまった」と明かしている
  • 動物愛護団体は「ペットをキャビン内に持ち込めるよう引き続き訴えていく」と話した

エールフランスKLM機内でハスキー犬死亡 貨物室の酸素不足が原因か

エールフランスKLM機内でハスキー犬死亡 貨物室の酸素不足が原因か

エールフランスKLM機内でハスキー犬死亡 貨物室の酸素不足が原因かの画像


今月19日、オランダのアムステルダムから米ロサンゼルスへ向かう航空会社「エールフランスKLM」の旅客機にある乗客がペットのハスキー犬を預けて搭乗した。しかし飼い主は到着した空港で、変わり果てた愛犬の姿を見て大きな悲しみに打ちひしがれることになった。

このハスキー犬は、ロサンゼルスまで約11時間のフライトを貨物室で過ごしていた。

同航空会社では、ペットは少なくとも生後10週で必要な予防注射を打っていなければならず、体重が18ポンド(8.16キロ)以下の小型犬や猫などはケージに入れて座席下のスペースに置くことが可能であればエコノミークラスのキャビン内へ一緒に連れて行くことができる。しかし大型のペットに関しては、ケージに入れた状態で貨物室で過ごさなければならない。貨物室は空調が効いているもののフライト中は立ち入ることができないため、もし室内で異変が起こったとしても確認できないのだ。

今回の事故について、エールフランスKLMの従業員は「犬はきちんとした状態で貨物室に入れられていなかった。大西洋を横断する10時間45分の間、室内の酸素がなくなってしまったようです」と明かしている。しかし事故の2日後、21日に同航空会社スポークスマンから次のような声明があった。

「我々は飼い主の方へ連絡し、哀悼の意を捧げました。地元の保険局と米国疾病管理予防センターの協力を得て、犬は事前に公衆衛生を脅かすような健康状態ではなかったことを確認しており、死因については現在調査中です。また、この犬は当社の規定通りの正しい対応をさせて頂いております。」

当時、このハスキー犬の飼い主はロサンゼルス国際空港の倉庫で亡骸を引き渡された。『TMZ』記者によると、その時のハスキー犬の写真を確認したがあまりにも心が痛むものだったと言い、画像の掲載を控えているようだ。

動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」ではこの事故について、「我々は動物達をキャビン内に運ぶことを義務付けるように訴えていますが、その理由は今回のような悲劇にあります。エールフランスKLMがジェットブルー航空やサウスウエスト航空のように、ペットをキャビン内に持ち込めるよう引き続き訴えていきます」と話している。

画像は『PEOPLE.com 2019年3月20日付「Dog Dies on Air France Flight to Los Angeles Sparking Investigation」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)