眼の中に4匹の生きた蜂 女性の涙を飲んでへばりつく(台湾)

眼の中に4匹の生きた蜂 女性の涙を飲んでへばりつく(台湾)

眼の中に4匹の生きた蜂 女性の涙を飲んでへばりつく(台湾)の画像


高雄在住の29歳(報道によっては28歳とも)の女性は、お墓を清め祖先を供養する清明節のため先祖が眠る墓地に足を運んだ。親類らと墓石を掃除し草取りをしていた女性であったが、突然左眼に何かが飛び込んできた感覚に襲われると、突き刺さるような痛みを感じた。

土が入ったか、常用しているコンタクトレンズが原因と思った女性は眼を水で洗って様子を見たが、数時間経っても痛みは引かず、左眼の瞼は大きく腫れあがった。

感染症を疑った女性はその後、屏東県の「輔英科技大学附設医院(Fooyin University Hospital)」を訪れ、検査を受けた。

女性を診察した眼科医Hong Chi Ting氏は、検査をするうちに眼にいるはずのない“あるもの”を発見し驚いた。女性の眼には小さな昆虫の脚のようなものが張り付いていたのだ。

Hong氏はこの症例を「台湾では初めてのケース」として後に会見を開き、女性を診察した時の様子を次のように語った。

「女性は眼を完全に閉じることができませんでした。眼球を顕微鏡で観察したところ、瞼の下に黒い昆虫の脚のようなものが見えました。今までにないケースでショックを受けましたが、その脚を掴んで一つ一つ、眼を傷つけないように慎重に取り出しました。左眼下部に張り付いていたのは4匹の生きた蜂でした。」

「蜂が毒を出し失明していた可能性もありますが、女性はコンタクトレンズの破損を恐れて眼を強くこすらなかったのが幸いしました。」

Hong氏によると、女性の視力に影響はなかったそうで、完全な回復も時間の問題だという。

なお、取り出された蜂は体長3〜4ミリほどのコハナバチ科の一種で、その英名は「汗蜂(sweat bees)」の意味があり、花粉や蜜を集めるほか、汗ばんだ人間に群がって汗を吸ったり、動物の涙を摂取することで知られている。汗に含まれる塩分や涙のたんぱく質を摂取することが目的だという。

強い風などでたまたま女性の眼の中に飛び込んだ蜂は、眼に張り付いたまま涙管に溜まった涙を飲んで生き延びていたとみられている。完全な状態のまま取り出された蜂は、別の機関に送られ研究材料として使用されるようだ。

画像は『華視新聞網 2019年4月4日付「女掃墓完眼腫如?蛋 竟?4隻“汗蜂”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)