故アレサ・フランクリン、ピューリッツァー賞特別賞を受賞

故アレサ・フランクリン、ピューリッツァー賞特別賞を受賞

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ピューリッツァー賞(Pulitzer Prize)は、米国における新聞、雑誌、オンライン上での報道、文学、音楽などの功績に対して授与される最も権威のある賞だ。現地時間15日にその受賞者が発表され、昨年8月に膵臓がんのため76歳で逝去した歌手アレサ・フランクリンが「特別賞」を受賞した。半世紀以上にわたる米国音楽界および米国文化への深い貢献度が称えられての受賞となった。

牧師だった父親の影響で、幼少期にゴスペル系シンガーとしての才能を開花させたアレサ・フランクリン。1987年には「ロックの殿堂」入りを果たした初の女性シンガーとなり、1960年代後半からおよそ10年間続いた全盛期には、20曲以上が「ビルボード全米TOP40」にランクインした。グラミー賞ではこれまで18の賞を受賞、「最優秀女性R&Bヴォーカル・パフォーマンス賞」に8年連続で選ばれるという快挙も達成している。また2010年には『Rolling Stone』誌が選ぶ「史上最も偉大なシンガー100人」で第1位の栄誉に輝くなど、アレサの歌声は時代を越えてなお多くの人に支持されている。

昨年8月末にデトロイト西部の「グレーター・グレース・テンプル」にて執り行われた葬儀には、政界からは第42代アメリカ大統領を務めたビル・クリントン氏、ミシガン州知事のリック・スナイダー氏、また米公民権運動の黒人活動家として知られるジェシー・ジャクソン牧師らが、また音楽界からはスティーヴィー・ワンダー、チャカ・カーン、ジェニファー・ハドソン、アリアナ・グランデらが参列、数々の輝かしい功績を残した“ソウルの女王”アレサに最後の別れを告げた。

1917年のピューリッツァー賞創設以来、音楽部門にて「特別賞」を単独受賞した初の女性になったアレサ・フランクリン。“ソウルの女王”の歌声は没後もなお、多くの人の心の中に生き続けている。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)