男児窒息死の保育所で集団虐待が発覚 事業停止処分へ(台湾)

男児窒息死の保育所で集団虐待が発覚 事業停止処分へ(台湾)

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今月1日、生後11か月の男児が添い寝をしていた保育士にうつ伏せの状態で上から押さえつけられ窒息死する事件が起きた。事件後、台北市政府社会局が調査に入り、14日間分の防犯カメラを閲覧するとともに関係者から聞き取りを行い、施設の日常的な運営に問題がなかったかを調べていた。調査の結果、男児を死亡させた保育士以外にも3人の保育士が昼寝の際に手で児童の鼻や口を押さえる、うつ伏せに寝かせる、タオルや布団を頭までかぶせるなどして寝かしつけていたことが分かった。

社会局では不適切な保育が行われていたとして、保育所に対し罰金30万元(約108万円)及び1年間の営業停止を命じたほか、3人の保育士及び保育所主任にもそれぞれ罰金の処罰を下した。なお、30日以内に訴願提起されなければ、インターネットに氏名が公開されることになるという。

同保育所に子どもを預けていたある保護者は、「夜9時過ぎに社会局から電話があり、娘のクラスの先生が不適切保育のため停職処分になったと聞かされ驚いた」と話す。また別の保護者の話では、社会局は不適切な保育を受けた子どもを特定するための調査も進めているという。

保育所はあと数日で事業停止になる。社会局や保育所がサポートしているものの、転園先が決まらない児童はまだ10名ほどおり、保護者らは新しい保育所探しに頭を悩ませている。

画像は『TVBS新聞網 2019年4月16日付「托嬰中心集體虐嬰! 挨罰30萬勒令停業1年」(圖/TVBS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)