ウィリアム王子&キャサリン妃、我が子が同性愛者だったとしても「何の問題もない」

ウィリアム王子&キャサリン妃、我が子が同性愛者だったとしても「何の問題もない」

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英国では若者ホームレス約15万人のうち、およそ4分の1が性的マイノリティだと言われている。性的指向に理解を示してもらえず家族から拒絶あるいは勘当されたり、虐待を受けたりして行き場を失うケースが多いという。

ウィリアム王子が26日に訪ねたのは、そんな社会的弱者である若者ホームレスのサポートに尽力する団体「Albert Kennedy Trust」(akt)だ。1989年にマンチェスターで創設された同団体の開設30周年を記念し、このたびロンドンのイーストエンド、ホクストンに新たなセンターがオープンし、ウィリアム王子がそのオープニングイベントに出席した。

LGBTQコミュニティへの理解をより深めようと、ウィリアム王子は職員や施設利用者らと積極的に交流を図ったのだが、そこである1人の若者がこんな質問を王子に投げかけた。

「ご自身の3人のお子さんのうち誰かが同性愛者だとわかったら、王子はどのようなリアクションを取られますか?」

長男ジョージ王子(5)を筆頭に、長女シャーロット王女(4)、次男ルイ王子(1)と3児の父親であるウィリアム王子は、こう答えた。

「他の親御さんからも同じ質問を度々されたことがあって、最近そのことについて考えていたのです。」

「自分自身が親になるまでは考えもしないことだと思いますが、(もし子供達がそうだったとしても)もちろん、まったく何の問題もありませんよ。」

またこのことはすでに妻キャサリン妃とも話し合っており、親としてできる限りのサポートをする意向で夫婦の意見は一致しているという。しかし王位継承権を持つ国王直系の子供という特殊な立場であるがゆえに、世間の受け止め方には懸念も感じているそうで、

「子供達がたとえゲイであっても、そのこと自体については心配していません。ただ、それを知った世間の人々の反応や受け止め方には不安を覚えますね。子供達にとってそれが大きなプレッシャーになってしまうわけですから。」

と本音を吐露する場面も見られた。そしてだからこそ何をするにも大事なのは日頃のコミュニケーションだと語り、

「子供達がしっかりと心構えができるよう、日頃からキャサリンとはよく話し合っています。」

と二人三脚で子供達をサポートしていく意向を明らかにしている。

王位継承権第2位のウィリアム王子がこのような直球質問に堂々と答えたことは、世界中から高く評価されているようだ。ケンジントン宮殿公式SNS上にも、

「堂々とLGBTQコミュニティをサポートする声をあげるウィリアム王子は素晴らしい」
「これぞ未来の国王のあるべき姿!」
「故ダイアナ妃も、天国で誇りに思っているはず」

といった称賛の声が多数あがっている。

性的マイノリティの人々をサポートする「プライド月間」である今月初めにはヘンリー王子・メーガン妃夫妻も、性的指向に関係なくたとえどんな形であっても「愛は愛に変わりはない」「私達はあなたがたに寄り添い、サポートします」とInstagram上で声明を発表している。

世界中から注目を集める英王室メンバーがこうしてポジティブなメッセージを発信していくことで、LGBTQコミュニティに対する社会全体の認識も少しずつ変わっていくことだろう。

画像は『Kensington Palace 2019年6月26日付Instagram「Ahead of the annual #prideinlondon parade and in recognition of the 50th anniversary of the Stonewall uprising」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)