『あな番』新事実発覚で広がる疑惑 全て解明するにはとてつもないどんでん返ししかない?

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第1章を含め第12話までを振り返ると次のようなことが引っ掛かる。

最初の犠牲者となったマンション・キウンクエ蔵前の管理人・床島比呂志(竹中直人)がまだ生きていた時に、住民たちとの忘年会で酔っぱらってカラオケを歌っていた。

502号室の赤池美里(峯村リエ)・赤池吾朗(徳井優)夫婦が何者かに殺され、生き残った姑・赤池幸子(大方斐紗子)は老人ホームで暮らしている。

幸子を「おばあちゃん」と慕う404号室の若きIT起業家・江藤祐樹(小池亮介)が老人ホームを訪れて、幸子にタブレットで忘年会の映像を見せているとカラオケで『ジュリアに傷心』が歌われた瞬間、錯乱状態となった。

赤池夫婦が殺された時に照明が消され、暗い部屋のなか『ジュリアに傷心』が鳴り響いたのである。幸子は紙袋を被されて何も見ていないが音楽だけは記憶に残っているのだ。そのつながりからカラオケで選曲した人物への疑惑が生まれる。

また、第1話で202号室の理系女子大生・黒島沙和(西野七瀬)がマンション前で手をつないでいた男性については謎だったが、第12話で黒島が自ら彼氏だったと明かし、日常的に暴力を振るわれていたため別れたこととその後しばらくして亡くなったことを話した。

さらに第2章よりマンションに新しく越してきたAIの開発をしている二階堂忍(横浜流星)と黒島は同じ国際理工大学に通っていることが分かり、その二階堂は黒島の髪の臭いに何かを感じ取ったようだ。

他にも102号室の主婦・児嶋佳世(片岡礼子)の右足がゴルフバックから発見された事件以降、姿を見せなかった夫・児嶋俊明(坪倉由幸)が浮気相手の女性に追い出され戻って来たり、501号室の佐野豪(安藤政信)がゴスロリファッションの若い女性を怒らせて部屋の前で絡まれる意外な一面を見せるなど状況の変化があった。

なかでも302号室に住む主人公・手塚翔太(田中圭)がうっかりカギをかけずに二階堂を訪ねている隙をみて、部屋に侵入していた301号室の独身・尾野幹葉(奈緒)が怪しい。翔太に見つかり追い出された後で口の中からボタンを取り出して笑みを浮かべており、証拠隠滅しようと忍び込んだ節がある。

一方では警視庁すみだ署刑事で行動をともにしながら仲が悪そうなキャリア組の神谷将人(浅香航大)とノンキャリアの水城洋司(皆川猿時)も気になる。怖がりで役立たずなキャラだった水城刑事が捜査状況から何かがおかしいと気づきはじめたようなのだ。

12話で一番驚かされたのは、スポーツジムのインストラクターである翔太が妻・手塚菜奈(原田知世)を亡くしたことで休んでいたジムに復帰すると、「指名で予約が入ってます」と紹介された女性が桜木るり(筧美和子)だったことだろう。

彼女は403号室に住む独身の医師・藤井淳史(片桐仁)が務める病院の看護師なのだ。藤井は連続殺人ゲームに関わってブータン料理店の店長を殺害するためガスのホースを切断しており、桜木るりが何かを知って翔太に近づいてきたのではないか。

ネットでは視聴者による様々な考察がされているように、他にも気になるエピソードを挙げるとキリがない。それに対して『あなたの番です』第2章が11話〜20話までとするならば、残り8話でそれら全てを解明するには足りないように思える。

もしかすると、とんでもないどんでん返しによって一気にケリがつくような展開もありそうだ。まさか「夢オチ」ということはあるまいが、第2章で手塚翔太とバディを組む二階堂忍をもう1人の主人公としたのは、AIによって全てが紐づけられラストで見事解決に向かうためなのかもしれない。

画像は『横浜流星 2019年6月22日付Instagram「『あなたの番です』順調に撮影進んでます。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)