隣人に手製花火を投げつけられた10歳男児、左手指を全て失う(米)

隣人に手製花火を投げつけられた10歳男児、左手指を全て失う(米)

隣人に手製花火を投げつけられた10歳男児、左手指を全て失う(米)の画像


今月6日の午前11時頃、カリフォルニア州コンプトンの自宅アパート外で遊んでいたアーロン・コレート君(10歳)に、近所に住む20代〜30代の男2人が近づいてきた。そのうちの1人は突然持っていた手製花火に火をつけると、そばにいたアーロン君に投げつけたのだ。「逃げる時間などなかった」というアーロン君はこの事故で両手、顔、腹部に火傷を負いロングビーチ・メモリアル病院に搬送された。

アーロン君にはすぐに緊急手術が行われたが、左手の指を全て失う重傷でこれまでに4度の手術を受けている。現在はカリフォルニア大学アーバインメディカルセンターに転院して治療を受けているが、少なくともあと2回の手術が必要で、これから先3週間は自宅に戻れないという。

アーロン君の姉アドリアナさんは弟の誕生日に起こった悲劇に戸惑いとショックを隠せない様子だが、膨れ上がる医療費のためにクラウドファンディングサイト『GoFundMe』を立ち上げ、寄付を呼びかけている。同サイト内でアドリアナさんは、アーロン君のことを次のように述べている。

「アーロンは自転車に乗って近所に遊びに行ったり、サッカーやビデオゲームをしたりといつも友達に囲まれていました。それに友達に気遣いができる優しい子なのです。火傷の痛みやトラウマとの闘いは今でも続いています。この事故のせいでアーロンがこれまでと全く同じように生きることは出来なくなるでしょう。それでも強い精神力で頑張りをみせてくれているのです。」

アーロン君はこの事故がトラウマとなり突然涙を流すなど精神的に不安定な状態が続いており、家族には「信頼を裏切るようなことをした2人は絶対に許せないし、顔も見たくない。2人は刑務所に行くべきだ。生まれ育ったコンプトンではなく、どこか遠くで人生をやり直したい」と語っているという。10歳のアーロン君の心の傷が癒えるには時間がかかりそうだ。

地元警察はアーロン君に花火を投げつけた男を逮捕し、もう1人の身柄を拘束したことを公表している。2人には罪の重さを認識し、犯してしまった罪としっかり向き合ってもらいたいものだ。

なおこのニュースを知った人々は、「手製花火がどれだけ危険か、2人は分かっていたはず。許せない」「子供に投げつけるって、異常でしょう」「命が助かって良かった」「犯人は殺人未遂で起訴されるべき」「誕生日に事故なんて…とんだ災難だったね」「早く回復することを祈ってる」「負けないで」といったコメントを寄せている。

ちなみに2016年には、15歳の少年が手製の花火爆弾によって左脚下を切断する重傷を負っている。少年は、本来なら地面に置くべき花火爆弾を直接自分の手に持って火をつけたという。

画像は『GoFundMe 2019年7月14日付「Aaron’s Firework Accident Recovery Fund」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)