侍ジャパン稲葉篤紀監督、『プレミア12』で「東京五輪に弾みをつけていきたい」

侍ジャパン稲葉篤紀監督、『プレミア12』で「東京五輪に弾みをつけていきたい」

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『WBSCプレミア12』は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)により4年に1度開催される野球の国際大会で、第1回大会は2015年11月8日から台湾と日本で開催された。22日に都内ホテルで開かれた記者会見では、同大会の日程の発表や優勝トロフィーのお披露目があった。今大会には世界ランキング上位12か国が参加するが、東京五輪の出場予選も兼ねており熱戦が予想される。

4年前の第1回大会では惜しくも3位にとどまった侍ジャパン。会見に出席した稲葉篤紀監督は「初めて優勝トロフィーを目にし、監督として初参加ということもあって、今たいへん身の引き締まる思いをしています。後悔のないよう最高の準備をして熱い戦いをして優勝に突き進み、東京五輪に弾みをつけていきたい」と抱負を語り、「選手を試す段階は終わったと思っている。熱い思いを持った選手を選び、勝てるチームを作っていきたい」と決意を新たにした。

チームのモットーに「スピード&パワー」を掲げる侍ジャパンは、10月21日に招集、宮崎と沖縄で合宿をスタートする。そして沖縄セルラースタジアム那覇で親善試合・ENEOS侍ジャパンシリーズ2019「日本vsカナダ」(10月31日・11月1日)のあと、11月5日に開幕する『第2回 WBSCプレミア12』オープニングラウンドに臨む。そのオープニングラウンドの試合は、いずれも台湾で5日=対ベネズエラ、6日=対プエルトリコ、7日=チャイニーズ・タイペイと戦う。

今年のプレミア12に参加する12か国は次の通り。まずは総当たり戦の「オープニングラウンド」(11月2日〜8日・メキシコ、台湾、韓国で開催)が実施される。
Aグループ(米国、メキシコ、オランダ、ドミニカ)
Bグループ(日本、チャイニーズ・タイペイ、ベネズエラ、プエルトリコ)
Cグループ(韓国、キューバ、オーストラリア、カナダ)

そして各グループの上位2か国の計6チームが、東京ドーム(東京都文京区)またはZOZOマリンスタジアム(千葉県千葉市)で行われる「スーパーラウンド」(11月11日〜16日)に進出し、11月17日には決勝戦と3位決定戦が東京ドームで開催され、シルバー製の優勝トロフィーを手にするチームが決定する。

NPB(日本野球機構)の斉藤惇コミッショナーは「世界ランキング1位の侍ジャパンにとっては、前回大会3位の雪辱を期す大事な大会。東京五輪で悲願の金メダルをとるために重要な戦いになる。全力を尽くしてもらいたい」、侍ジャパンの山中正竹強化本部長は、「プレミア12で少年たちに夢や希望を与え、野球の力や価値を伝えるプレーをしてもらいたい。そして東京五輪の金メダルへのステップにしてほしい」と会見でエールを送った。

前回の大会は侍ジャパンの活躍により準決勝の日本vs韓国戦のテレビ中継では25%を超える視聴率をマークした。稲葉監督は「日本代表のユニフォームに憧れる子どもが一人でも増えてほしいと、ひとりの野球人として願っています」と期待しているが、それには今後の侍ジャパンの活躍や見応えある試合が一番のカギになるだろう。東京五輪まで全力で戦い、未来に侍ジャパンのユニフォームを着る子どもたちを是非とも夢中にさせてほしい。
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)