安楽死のため病院に持ち込まれた肥満犬、45キロの減量成功(カナダ)

カナダで肥満のゴールデン・レトリバーが45キロ減量 重すぎて歩くこともままならず

記事まとめ

  • カナダで、体重が重すぎて歩くこともままならない犬が動物病院に連れてこられた
  • 飼い主は安楽死させるつもりだったが、動物保護団体を通じて新しい里親に引き取られた
  • その後、このゴールデン・レトリバーは体重78.5kgから45kg以上のダイエットに成功した

安楽死のため病院に持ち込まれた肥満犬、45キロの減量成功(カナダ)

安楽死のため病院に持ち込まれた肥満犬、45キロの減量成功(カナダ)

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今月2日に放送された朝の情報番組『グッド・モーニング・アメリカ(Good Morning America)』に出演した雄のゴールデン・レトリバー“カイ(Kai)”が視聴者の関心を集めた。カイは体重が173ポンド(約78.5キロ)もある肥満だったが、100ポンド(約45キロ)以上もの減量に成功したのだ。

カイはカナダのアルバータ州で昨年3月頃、安楽死させるため飼い主が動物病院に連れてきた犬だった。その時カイは体重が重すぎたため歩くこともままならない状態だった。ところが獣医はカイのことが不憫でならなかったのか、カイを一旦引き取り、地元の動物保護団体「Misfits of Alberta Animal Rescue」に連絡を入れた。

そして同団体を通じてカイの里親となったのが、同州エドモントンに住むパム・ヘギーさん(Pam Heggie)だった。「カイを救わねば」と思うパムさんであったが、一体何から始めれば良いか分からずにいた。そんなパムさんに獣医は「カイのためにあなたができることは、何でもやってみることです。それは全てカイにプラスになると思ってください」と励ました。

通常ゴールデン・レトリバーの雄の成犬の体重は29〜34キロほどだが、カイはその2倍以上もあった。パムさんの自宅に到着したカイは玄関前のたった3段の階段を上がることすら容易でなく、車を降りて正面玄関から家に入るまで20分ほどかかったそうだ。

それからのパムさんは、カイを一日3回の散歩に連れて行った。その時のカイの様子をパムさんは「まず5歩から10歩ほど歩き始めたかと思うと横になり、息を切らし始めるんです」と『グッド・モーニング・アメリカ』で語っている。

その後もパムさんはカイを連れて散歩に行くことを決してやめなかった。さらにカイの後ろ脚の筋力を強化させるため、ウォーター・セラピーにより水中で運動させることを取り入れた。パムさんとカイの並々ならぬ努力の甲斐あって、1年後にカイの体重は通常のゴールデン・レトリバーと同じくらいの68ポンド(約30キロ)までになった。

今では公園内を走り回ることも出来、玄関前の3段の階段も悠々と駆け上がれるようになったカイ。前の飼い主によって命を絶たれていたかもしれないカイが今のように元気になったことに感極まったのか、パムさんは番組で次のように述べた。

「カイは大きな仕事を成し遂げる方法を私達に見せてくれました。カイは昨日のことも明日のことも何も気にしません。ただ今日という日に何をするべきか、それだけに集中して一日を過ごすのです。私達は犬から多くのことを学ぶことができます。」

カイを救ったパムさんだが、そのカイからたくさんのことを教えられたようだ。パムさんが管理人であるFacebookページ「This is Kai」では、カイの劇的な変化をとげた1年間の努力が垣間見られる。

画像は『This is Kai 2018年4月10日付Facebook「I’ve been working so hard at swimming I’m growing flippers!」、2019年7月13日付Facebook「Naps!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)