赤い塗料で怪我を装い「隣人にやられた」 虚偽の通報をした女(米)

赤い塗料で怪我を装い「隣人にやられた」 虚偽の通報をした女(米)

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今月5日の午後9時40分頃、米ニューハンプシャー州マンチェスターにあるアパートの住民から警察へ緊急通報が入った。通報者は「同じアパートに住む女に襲われた」と話しており、マンチェスター警察の警察官がすぐに現場へ向かった。

通報したのはクリスティー・ブノワ(Christie Benoit、20)で、警察が到着する前に同じアパート内のルシーナ・ベルディンさん(Lucina Beldin)の部屋に駆け込み、助けを求めていた。ところが後に、これはクリスティーが仕組んだ芝居だったことが判明する。

助けを求められたルシーナさんはクリスティーと一緒に彼女の部屋を確認しに行ったところ、部屋中の至るところに血痕が飛び散っていたという。また警察によると、当初クリスティーの目の周りは殴られたように黒く痣ができており、鼻からは流血して腕や足にも傷があり、シャツには赤い染みがあったそうだ。

クリスティーの供述によると、同じアパート内に住むミッシー・ブノワさん(Missy Benoit)が彼女の部屋のドアを蹴破り、引っ掻いたり、殴る蹴るなどの暴行を加えたという。しかし警察がクリスティーの部屋に飛び散っていた血液を採取して調べたところ、血液成分がまったく確認できない物質だった。

後にクリスティーの部屋からは、ハロウィンで一般的に使われる血糊が入ったビニールチューブが発見された。また目の周りの痣は化粧で作られたものだった。その結果クリスティーは物的証拠の偽造をしたことに加え、法執行機関に対して虚偽の申告をしたとして警察に逮捕された。

一方、犯人に仕立て上げられそうになったミッシー・ブノワさんは(苗字が同じだが親類関係ではない)、地元テレビ局のインタビューに対して「警察官が、争った時に私の手や腕にできた痣などがないか確認するためにやってきました。もちろん私はやっていません。見てのとおりです」と両腕をカメラの前に見せた。

また同テレビ局がクリスティーに電話で話を聞いたところ、彼女は「助けを求める叫びだった」と話している。クリスティーが言うにはミッシーさんから嫌がらせを受けており、それを止めさせたかったという。さらに心的外傷後ストレス障害(PTSD)など精神的な問題で苦しんでいるとも語った。

クリスティーは今月22日にヒルズボロ郡上級裁判所に出廷する予定とのことだ。

画像は『Manchester NH Police 2019年8月6日付Facebook「August 6, 2019 Heather Hamel A Manchester Woman Tells Police Her Neighbor Assaulted Her, But She Ends Up In Handcuffs」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)