ジェットスキーで会社に向かう男性 90分の通勤が15分に(米)

ジェットスキーで会社に向かう男性 90分の通勤が15分に(米)

ジェットスキーで会社に向かう男性 90分の通勤が15分に(米)の画像


ニュージャージー州に住むデイヴィッド・パイカさんは毎朝90分かけてバス、地下鉄、電車、バスと乗り換え、混雑するマンハッタンを通り、ニューヨーク州ブルックリンにある会社「ニューヨーク・トロリー」に向かっていた。

毎日往復3時間の通勤にウンザリしていたデイヴィッドさんはある日、ニュージャージー州とニューヨーク州を隔てるアッパー湾(Upper Bay)を見ていてこう思ったそうだ。

「行きたいのは湾を突っ切った反対側。何かいい方法はないだろうか。」

そして考えた挙句に辿り着いたのが、「イーベイ(eBay)」で販売しているジェットスキーだった。

デイヴィッドさんが現在乗っているジェットスキーは最近アップグレードした2台目だそうで、大きく安定したボディと鮮やかな蛍光色が特徴だ。これはスノーモービルや水上バイクで世界トップシェアを誇るボンバルディア・レクリエーショナルプロダクツ(Bombardier Recreational Products)が登録商標している?SEA-DOO(シードゥー)”で、イーベイでは約6,500円(62ドル)から212万円(20,000ドル)と幅広い価格帯で売られている。

デイヴィッドさんの通勤スタイルは、厚手のマリンパーカー、海パン、ライフジャケットにサングラスというアウトドア仕様で、自由の女神を横目に風を切りながらアッパー湾を颯爽と走り抜ける。その表情を見ていると、通勤というよりはバケーションの延長といった感じだ。

『Good Morning America』のインタビューに応じたデイヴィッドさんは「一人の通勤はどんな感じなの?」と質問されると、笑顔でこのように語った。

「いやあ、最高だよ。通勤はとても楽しいんだ。水上では一人きりじゃないし。湾っていうのはいろんなアクティビティがあるんだ。クルーズシップにパドルボード、クルーズ船に、カモメもいる。素敵な仲間がいっぱいさ。」

また勤務中はジェットスキーをブルックリン・クルーズ・ターミナルにあるカヤックドッグに停めているそうで、駐車場を探す心配もないという。

ただし気になるのは、気温が下がる冬をいかに乗り切るかということである。デイヴィッドさんは「寒くなったら泳いで渡ろうかな」と冗談を飛ばしつつ、「ウエットスーツを持っているから、とりあえず11月までは頑張るつもりだよ」とギリギリまでジェットスキーで通勤する予定であることを明かした。

ちなみに2017年には、ドイツのミュンヘン在住の男性が交通渋滞を避けるため毎朝2キロの川を泳いで通勤しているというニュースをお伝えした。冬の間は川の気温が下がるため時折しか泳がないそうだが、この男性も通勤によるストレスがかなり減ったそうだ。

画像は『ABC News 2019年8月26日付「Man’s jet ski commute to avoid New York City traffic is genius」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)