仕事を辞めて行方不明の愛犬を捜し続けた飼い主 57日後に感動の再会(米)<動画あり>

仕事を辞めて行方不明の愛犬を捜し続けた飼い主 57日後に感動の再会(米)<動画あり>

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米ワシントン州スポーケン郡ディアパークに住むキャロル・キングさん(Carole King)は夫と旅行に出かけた際、一緒に連れて来た愛犬で7歳のボーダーコリー“ケイティ”が行方不明になってしまった。

7月20日のこと、キャロルさん夫婦はモンタナ州カリスペルにあるマイプレイス・ホテルに宿泊していた。その日、夫婦は夕食のためホテルを出てレストランに向かったが、ケイティは部屋で留守番することとなった。しかしキャロルさん夫婦が食事から戻ると、部屋にケイティの姿がなかった。

当時、外は嵐に見舞われ雷が鳴っており、ケイティは稲妻の音に驚いてしまいドアを開けて逃げ出したようだ。キャロルさん夫婦はすぐに部屋中を捜したがケイティの姿はなく、ホテル内の敷地も捜し、フロント係にケイティを保護していないか尋ねた。しかし答えは「No」で、4時間半ほど前の午後4時頃にエントランスの自動ドアが開いた瞬間にケイティが外へ出て行くのを見たと話していた。

キャロルさんはその時のことを「それは非常に打ちのめされ、胃がギュッと締めつけられる思いでした」と振り返っている。夫婦は早朝までケイティの名を呼びながら捜し続けたが、結局2人はケイティの姿を見つけることができなかった。

ホテル従業員は地元で行方不明のペットを捜している人達が集まるコミュニティのいくつかのFacebookページにケイティの情報を呼びかける手伝いをしてくれ、キャロルさん本人も500枚ほどのチラシを作ってカリスペル付近に配り情報提供を呼びかけた。

さらにキャロルさんは、ケイティの目撃情報があった付近に暗視カメラなどを設置した。しかしキャロルさんが住んでいるところからカリスペルは車で4時間半ほど離れており、ケイティの捜索に時間を割くため彼女は郵便局での仕事を辞めてしまったのだ。

のちにキャロルさんは「私は決して諦めることも望みを捨てることもありませんでした」と当時の決心の固さを明かしている。

そして今月15日の朝早い時間、キャロルさんにカリスペルのカントリーエステーツ地区に住む男性から電話があった。

男性は自分の家の庭にケイティに似た犬がいると連絡してきたのだ。その付近で前日、キャロルさんは友人のジャン・リーランドさん(Jan Leland)とチラシを配っていたところだった。すぐにカリスペルに住むジャンさんに電話したキャロルさんは、男性の自宅に向かって欲しいと頼んだ。しかしジャンさんが到着した時、既に犬はいなくなっていた。

その後、キャロルさんも現場に駆けつけてジャンさんやヘルパーの人達と一緒にチラシを配りケイティを捜した。そしてあるカップルに「ボーダーコリーを見なかったか?」と尋ねたところ「見ていない」との答えが返ってきて、その場を去っていった。

しかしカップルの女性の方がキャロルさんの元に戻ってきて、「あの暗い木のところにいる犬、あなたの犬じゃない?」と声をかけて指差した。キャロルさんが言われた方向を振り返ると、そこに最愛のケイティがいたのだ。

「ケイティ、ケイティ!」と叫ぶキャロルさんは、ようやくケイティが行方不明になって57日目にして再び抱きしめることができたのだ。

ケイティは12ポンド(約5.5キログラム)ほど体重が落ちて脱水状態にあり、そのうえかなり栄養失調のようにも見えたが動物病院で診察を受けたところ獣医から「元気に回復できる見込みだ」と言われ、キャロルさんは安心したようだ。また獣医から「これがあの有名なケイティですね」と声をかけられたキャロルさんは、思わず涙が溢れてしまったという。

Facebookページ『Katie IS Home!』には、車でキャロルさんと一緒に自宅に戻るケイティの姿が動画で投稿されているが、自宅付近まで来た時にキャロルさんの夫が嬉しさのあまり泣き出しそうな顔をしてケイティとしっかり抱き合って再会を喜ぶ様子が捉えられている。

この動画にはユーザーから「おっと、幸せの涙が出そうだ」「まずい! 泣きそうになる」「なんて素敵な結末、心を奪われたわ」といったコメントが届き、幸せの貰い泣きをした人が大勢いたようだ。

画像は『Daily Inter Lake 2019年9月18日付「BORDER COLLIE FOUND AFTER GOING MISSING FOR 57 DAYS」(Mackenzie Reiss/Daily Inter Lake)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)