ヒゲダン“中高生からアラフィフ世代”まで幅広い人気の秘密「すっと入る」音楽のルーツは?

ヒゲダン“中高生からアラフィフ世代”まで幅広い人気の秘密「すっと入る」音楽のルーツは?

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島根大学と松江工業高等専門学校の卒業生で結成され、「ヒゲをたくわえて様になる年齢になっても続けられるよう」との気持ちを込めてバンド名を「Official髭男dism」にしたという。

2015年4月22日に1stミニアルバム『ラブとピースは君の中』でインディーズデビューした頃、ボーカルやキーボードを担当する藤原聡(28)はまだ地元島根で銀行の営業マンとして働いていた。それを思えばすごいスピードでブレイクしたわけである。

テレビ出演ではボーカルで作詞・作曲も担当する藤原聡がトークの中心になるが、『HEY! HEY! NEO!』でかつてファンクラブライブで『チキンライス』(作詞:松本人志/作曲:槇原敬之)をカバーした話題になると、ドラム担当の松浦匡希(26)は「浜田節を感じましたね」と評して浜田雅功から2度も頭をしばかれ嬉しそうだった。

さらにベースやサックスを担当する楢崎誠(30)は自ら考案したジェンガの遊び方「クリエイティブ・ジェンガ」を説明して、ヒゲダンがダウンタウンと一緒にゲームをするという見せ場を作る。藤原以外がこれほど前に出ることは珍しい。

そんなヒゲダンの4人が『あさイチ』の「特選!エンタ」コーナーに出演した時のことだ。トークを挟んでメジャー1stアルバム『Traveler』(10月9日リリース)から『Pretender』と『イエスタデイ』をスタジオで披露した。

すると40代女性から「ヒゲダンの歌ってとても素敵。アラフォーやアラフィフでもすっと入ってきます。家族みんなでライブに行けるバンドで、中2の娘も大ファンです」というメッセージが届いた。

他にもラジオから流れてきた『Pretender』を聴いて「心をわしづかみにされた」という視聴者が「ヒゲダンを調べたら、おじさんと思っていたのにカワイイ素敵な4人組。53歳のおばさんも、もう一度青春時代を思い出して大ファンになりました」と明かせば、別の50歳女性は「ヒゲダンへの思いが募り、この夏は初フェスに行き…音楽を聴くことにハマっていた高校時代を思い出しました、ありがとう」という。

藤原聡は「リスナーの人生に寄り添える楽曲を作っていくことを一番大事にしており、聴く人を選ばない音楽をやって国民的バンドになりたい」と考えており、その思いは着実に形となって表れているようだ。

また、メンバー4人の音楽の趣味はバラバラながら、藤原が地元のバンドでキーボードを弾いてきた頃からスティーヴィー・ワンダーをカバーしていたことも影響して、ヒゲダンに流れるルーツは「ブラックミュージック」だという。

世代に関わらず心に響くであろうブラックミュージックをベースに、人生に寄り添える楽曲を作っていくことをモットーにしているからこそ、幅広いファン層から支持されるのではないか。今年はNHK紅白への出場も期待されており、実現すればさらにファンが増えそうだ。

画像は『Official髭男dism 2019年9月25日付Instagram「昨日は、SPACE SHOWER TV“LIVE with YOU”〜Official髭男dism〜 supported by uP!!!ライブパスでした!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)