2020東京オリンピック聖火リレー最終ランナー、選考に『いだてん』のエピソード思う

2020東京オリンピック聖火リレー最終ランナー、選考に『いだてん』のエピソード思う

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白血病の治療で入院していた競泳の池江璃花子さんが17日に退院を報告、「2024年パリ五輪出場とメダル獲得」を目標に掲げたこともあり、彼女に聖火リレー最終ランナーを期待する声も出ている。

またプロ野球とメジャーリーグで活躍して、今年3月21日に引退したイチローさんの名前を挙げる人も多い。引退後はマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めているが、12月1日には草野球チーム「KOBE CHIBEN」の試合に出場したり、12月13日から「学生野球資格回復制度」研修会を受講するなど意欲的で、様々なフィールドで活躍してくれそうだ。人望や存在感も申し分ないだろう。

Twitter上では「最終聖火ランナーはイチローさん、大坂なおみ選手、澤穂希さん、吉田沙保里さんあたりかなー」、「こうなってくると、聖火リレーの最終ランナーが高橋尚子の確立が高くなってくるねえ…」、「聖火の最終ランナーは王貞治じゃないのか」など様々な予想が飛びかっている。

15日に最終回が放送されたNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』は1964年(昭和39年)の東京オリンピックを実現するまでのエピソードを描いており、終盤では田畑政治(阿部サダヲ)たちが聖火リレーで盛り上げようとルートやランナー選考に苦労したことが思い出される。

田畑が聖火リレー最終ランナーには彼しかいないと白羽の矢を立てたのが、広島に原爆が投下された1945年(昭和20年)8月6日に広島で生まれた学生陸上選手・坂井義則(井之脇海)だった。

東京オリンピック開催を夢見ながら亡くなった嘉納治五郎(役所広司)は、日本人初のオリンピック選手である金栗四三(中村勘九郎)を最終ランナーにと考えており、オリンピック関係者たちも金栗がふさわしいと主張したが、田畑の熱い思いから坂井義則に決まったのである。

そのように2020年東京オリンピックでも、聖火リレーの最終ランナー選考は議論が行われていることだろう。“復興五輪”をテーマにグランドスタートするのであれば、最終ランナーもそれに沿った人選になるのではないか。

ちなみに2013年9月、2020年東京オリンピック開催が決まると開会式の総合演出は誰がやるのか話題になった。映画監督・北野武としても活躍するビートたけしは、総合演出よりも聖火リレーに関心を持っており「最終ランナーでボケ倒したい」と話していたという。『いだてん』のラストシーンを締めたのがビートたけし演じる落語家・古今亭志ん生だったのは、そんな縁かもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)