辛坊治郎「俺はもう死んだと思ったね」 東京から1600kmの太平洋上の荒波のなかで至った“境地”を明かす

ヨット太平洋単独無寄港横断に出航したキャスターの辛坊治郎が4月29日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」にヨット太平洋単独無寄港横断中の船上から電話出演。航海の中での最後の頼みの綱について語った。

辛坊治郎

辛坊治郎

ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、番組パーソナリティの辛坊治郎がヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦している間、“スペシャルパーソナリティ”たちが“留守番”をしているが、番組では「生存確認テレフォン」と題して、辛坊に持たせた衛星携帯電話へ毎回必ずかけることとなっている。

辛坊は4月9日午前9時17分に大阪府岬町の淡輪ヨットハーバーから“KaorinV(カオリンファイブ)号で出港したが、29日、東京から東南東におよそ2300キロ離れた太平洋上いるという辛坊へ、この日スペシャルパーソナリティを務める飯田浩司アナウンサーとアシスタントの増山さやかアナウンサーは電話を掛けた。

「東経165度を超えましたー!」

元気よく報告する辛坊。これに「もうちょっと進んでいくといよいよ日付変更戦を迎えるってところですけどどうですか?」と飯田アナが返すと、

「あと1週間くらいだと思う。日付変更線まで。だから日本がゴールデンウィークのうちに変更するんじゃないかな。だから1週間ちょっと楽しみにしててください」

と答える辛坊。着実にアメリカ大陸へ進んでいるようだが、航海の状況はいかに。

「今日は、いい天気はいい天気なんだけどね、今はかなりローリングというか、船が左右に揺れてるっていう感じでね、波は高いんですよ。風は大したことないですが、波は結構すごいんだよこれが。4~5mまでは無いけど、3~4mがずっと続くとね、結構大変で、いろんなところしがみついてしゃべってるからね。手を離すと大けがするんでね」

前日に続き、電話をするのも大変であることを語る辛坊。着実に進んではいるものの、まさに荒波にもまれているようだ。

Kaorin V(カオリンファイブ)

Kaorin V(カオリンファイブ)

そんな航海の航跡記録を見ながら「いったん南に下がったけどまた北に押し戻されて、今週一週間大変でしたね」と飯田アナがたずねると、辛坊は意外な答えを返した。

「とにかくね、今週月曜日に、俺はもう死んだと思ったね。神仏に祈るしかないって感じで、たくさんの人にお守りもらってるんで、それに全部お祈りをしてですね、もう最後は“神頼み”だね、これは。だってさ、風速35mのなかさ、太平洋にいたらどうなると思う?? とんでもねーよこれ」

確かに、広大な海原で、小さなヨットで荒波にもまれていると、もう“神頼み”しかないのかもしれない。

「日付変更線超えるまで死なないように、みんなで祈っててください。もうとにかくね、みんなの祈りにすがるしか……」

増山さやかアナウンサー、飯田浩司アナウンサー

増山さやかアナウンサー、飯田浩司アナウンサー

ここでツーツーツーと電波が切れてしまったが、スタジオの2人は力を入れて念を送った。

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