亀田誠治〜1つ1つの仕事を注文建築でつくって行かなければダメ

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に音楽プロデューサー・ベーシストの亀田誠治が出演。5月29日・30日に行われる「日比谷音楽祭2021」について、音楽をつくることについて語った。

亀田誠治

黒木)今週のゲストは音楽プロデューサー・ベーシストの亀田誠治さんです。5月29日・30日の2日間で開催される「日比谷音楽祭2021」について説明していただけますでしょうか。

亀田)「日比谷音楽祭」は東京のど真ん中、日比谷公園を中心に開催される、さまざまなジャンルを親、子、孫、3世代で楽しめるフリーでボーダーレスな入場無料の音楽祭です。大音楽堂、野音での音楽鑑賞に関しては、たくさんの人気アーティストが出るので、無料とは言え、抽選制にさせていただいております。今年(2021年)はオンラインでの生配信も行う予定でいますので、お家にいても、日本全国各地どこにいても観ることができます。

黒木)楽しそうですね。

亀田)季節もいちばんいいですし、1年中でいちばん晴天率の高い期間なのです。

黒木)人と人とをつなげる音楽の力をアップデートしたかったという、亀田さんの思いが「日比谷音楽祭」なのですね。去年(2020年)できなかったので、その分、今年は思い入れが強いのではないですか?

亀田)この時期、「負」のつく要素が多いのですが、それを取り払ってくれるのは、音楽の力なのではないかなと思っています。

黒木)目標や夢がたくさんあるのではないですか?

亀田)それが私のエネルギー、元気になっています。たくさんあり過ぎて、「そんなに抱えて、大丈夫?」「身体は大丈夫?」と言われるのですが、いろいろなプロジェクトが同時進行で動いていることによって、常に自分がアップデートされるのです。例えばきょう、ここで黒木さんと一緒にお話をして、高まった気持ちを次の現場で開かせることができるのです。そうやって、ポジティブなエネルギーが循環するので、同時進行でたくさんの仕事が動いているということに対して居心地よく感じています。

黒木)「音楽」と簡単に言いますが、すごく奥深いですよね。

亀田)出会いは大事だなと思っています。例えば、黒木さんのことをプロデュースさせていただいたとするではないですか。黒木さんと気が合って、「これはうまく行った」と。でも、違うアーティストで同じことをやってみようとすると、200%うまく行かないのです。

黒木)そうなのですね。

亀田)1つ1つの仕事を注文建築でつくって行かなければダメです。そんな出会いによっていまの全亀田がつくられているのです。きょう黒木さんと話したら、黒木さんとの何かが入って来て、これから別の仕事に行ったとしたら、そこで得たものが自分の細胞のなかに組み込まれて行くというように。

黒木)そうやって新しい音楽、いろいろなものを生み出しているのですね。

亀田誠治

亀田誠治(かめだ・せいじ)/音楽プロデューサー・ベーシスト

■1964年生まれ。音楽プロデューサー・ベーシスト。
■椎名林檎、平井堅、スピッツ、GLAY、いきものがかり、JUJU、エレファントカシマシ、大原櫻子、石川さゆりなど数多くのアーティストのプロデュース、アレンジを手掛ける。
■2004年に椎名林檎らと東京事変を結成(2012年解散・2020年再生)。
■2005年より「ap bank fes」 にBank Bandのベーシストとして参加。
■2007年に第49回、2015年に第57回の日本レコード大賞で編曲賞を受賞。
■2019年にフリーイベント「日比谷音楽祭」の実行委員長を務め、10万人を動員。

<日比谷音楽祭>
■亀田誠治さんが実行委員長を務めるフリーライブイベント。入場・参加は無料。会場は日比谷公園、東京ミッドタウン日比谷。
■2019年に初開催。
■2020年は新型コロナウイルスの影響で現地での開催を中止。生配信を中心にアーティストのトークやリモートセッションなどが実施された。
■2021年は5月29日・30日に開催されることが決定。各ライブは無料で鑑賞可能。日比谷公園大音楽堂でのライブ鑑賞は抽選制チケット。またオンラインで生配信されることも決定。

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