『トップガン マーヴェリック』トム・クルーズ主演 度重なる公開延期を経て、待望のスクリーンへ

【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1059回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、5月27日公開の『トップガン マーヴェリック』『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』をご紹介します。

『トップガン マーヴェリック』

映画館で観たい!『トップガン マーヴェリック』 〜トム・クルーズが世界に届ける、至高の映像体験

全世界が熱狂し、トム・クルーズを一躍ハリウッドのトップスターへと押し上げたアクション超大作『トップガン』。公開当時はトム・クルーズが劇中で着用したフライトジャケットやサングラス、そして愛用するバイクが大流行。社会現象を巻き起こしました。

前作の公開から36年。あの“伝説”の最新作が、新型コロナによる度重なる公開延期を経て、ついにスクリーンにお目見え。

ケニー・ロギンスによる主題歌『デンジャー・ゾーン』が流れると同時に、観客のボルテージも最高潮! 究極のスカイ・アクションが、世界中を興奮の渦に巻き込みます。

『トップガン マーヴェリック』

『トップガン マーヴェリック』のあらすじ

アメリカ海軍のエリート・パイロット養成学校、通称“トップガン”に、マーヴェリックが教官として戻ってきた。

トップガン最高のパイロットでありながら、アウトローな振る舞いから昇進を棒に振ってきたマーヴェリック。そんな彼の指導は型破りで、訓練生たちは猛反発。そのなかには、かつてマーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースターもいた。

なぜマーヴェリックは、新世代トップガンとともに、このミッションに命を懸けるのか。「生還の可能性はゼロ」と言われる極秘ミッションは、目前に迫っていた……。

『トップガン マーヴェリック』

『トップガン マーヴェリック』のみどころ

主人公ピート・マーヴェリック・ミッチェルを演じたのは、もちろんトム・クルーズ。

俳優として、そしてプロデューサーとして「トップガンの続編について、ずっと考えてきた」と話す彼が、続編の製作に不可欠としてこだわったのが、アメリカ海軍戦闘機F/A-18に乗り込むこと。

それを実現するために、トム・クルーズをはじめパイロット役の俳優たちは、本物のF/A-18で飛行しながら演技ができるように、映画史上類を見ない訓練を敢行。

撮影時には、機内にIMAXカメラを設置。スピード感や緊迫感だけでなく、俳優が体感している重力までもが伝わってくる究極の“リアル”をカメラに収めることに成功しました。

『トップガン マーヴェリック』

アクションだけでなく、ロマンスや人間ドラマとしても見応えたっぷりな本作。もうひとつの見どころは、やはりトム・クルーズの進化と言い切れるでしょう。

間もなく還暦を迎えるとは思えないほど、若々しくてカッコいい! その一方で、顔に刻まれた皺や、時折見せる憂いのある表情からは俳優としての深みが感じられます。

『ミッション:インポッシブル』シリーズをはじめ、どんなに危険なスタントも自らこなすことで有名なトム・クルーズ。高いポテンシャルで積み重ねてきたキャリアは本作でも見事に発揮され、さらなる挑戦へとつながり、その結果、新たな伝説を生み出すであろう作品を完成させたと言っても過言ではないでしょう。

これぞ、映画館で体験すべきエンターテインメント。あらゆる観客の期待値を凌ぐ大傑作です。

『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』

コチラも映画館で観たい!『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』 〜手を合わせれば、その姿は私たちの心のなかに……

2022年5月15日に満100歳を迎えるはずだった瀬戸内寂聴さん。作家、僧侶として死の直前まで“現役”を貫いた“最長寿の国民的アイドル”に17年間密着した、ドキュメンタリー映画。

子どものように屈託なく笑う寂聴さん。自宅の食卓で、大声を上げて泣きじゃくる寂聴さん。悩み苦しむ人々に寄り添い、生きる意義を説く寂聴さん。

長年寂聴さんと向き合い続けた中村裕監督だからこそとらえることができた、“素顔の寂聴さん”に出会える1作です。あなたも映画館の暗闇に身を沈め、寂聴さんの言葉に耳を傾けてみませんか。

『トップガン マーヴェリック』

『トップガン マーヴェリック』

2022年5月27日(金)日米同時公開
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:クリストファー・マッカリー
製作:ジェリー・ブラッカイマー、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、デヴィッド・エリソン
出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、エド・ハリス ほか
日本語吹替版:森川智之、宮野真守
主題歌:レディー・ガガ「Hold My Hand」
サウンドトラック収録曲:ワンリパブリック「I Ain’t Worried」、ケニー・ロギンス「Danger Zone」 ほか
原題:Top Gun: Maverick
配給:東和ピクチャーズ
(C)2021 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』

『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』

2022年5月27日(金)より全国ロードショー
監督:中村裕
出演:瀬戸内寂聴
語り:中村裕/朗読:奥貫薫/音楽プロデュース:菊地成孔/演奏:菊地成孔、林正樹
プロデューサー:松浦敬、阿部毅、成瀬保則、伊豆田知子
製作:朝日新聞社、KADOKAWA、平成プロジェクト、スローハンド、クイーンズカンパニー、徳島新聞社、京都新聞、朝日放送テレビ
配給:KADOKAWA
制作:スローハンド
協力:曼陀羅山 寂庵
(C)2022「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」製作委員会

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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