『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』ディーン・フジオカ×岩田剛典、名バディ再び

【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1062回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、6月17日に公開された『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』と『峠 最後のサムライ』をご紹介します。

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』

映画館で観たい!『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』 〜閉ざされた舞台で繰り広げられる、戦慄の心理スリラー

名作探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、犯罪捜査コンサルタント・誉獅子雄と精神科医・若宮潤一が数々の難事件に挑む様子を描いたテレビドラマ「シャーロック」が、待望の劇場版になりました。

今作のモチーフとなったのは、原作シリーズのなかでも人気の高い「バスカヴィル家の犬」。イングランド郊外の“魔犬の伝説”をもとにしたホラー調ミステリーを、日本を舞台に描き出しました。

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』のあらすじ

日本有数の資産家が、娘の誘拐未遂事件の犯人捜索を若宮潤一に依頼。しかしその資産家は、莫大な遺産を遺して謎の死を遂げてしまう。

真相を探るために瀬戸内海に浮かぶ島へとやって来た、誉獅子雄と若宮潤一。彼らを迎えたのは、異様な佇まいの洋館、犬の遠吠え、そして嘘を重ねる謎めいた人々。

やがて島に伝わる呪いが囁かれると、次から次へと新たな事件が発生していく……。

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』のみどころ

日本版ホームズとワトソン。誉獅子雄役はディーン・フジオカ、若宮潤一役は岩田剛典。

おなじみのコンビは、スクリーンでも健在。2人の軽妙なやり取りにはさらに磨きがかかり、息の合った演技は必見です。

そして劇場版から参戦したのは、新木優子、村上虹郎、西村まさ彦、広末涼子、渋川清彦、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平と、豪華な面々。彼らが事件の真相にどのように絡んでいくかが、大きな見どころとなっています。

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』

テンポのいいスタイリッシュな演出や美しい映像はそのままに、映画ならではの重厚感が加わることで骨太感のある作品となった本作。ドラマをご覧になった方はもちろん、観ていない人でも十分に堪能できるのは嬉しいところ。

華麗なる一族がひた隠しにしてきた闇の物語。その結末は是非、スクリーンで。

『峠 最後のサムライ』

コチラも映画館で観たい!『峠 最後のサムライ』 〜新型コロナウイルス感染拡大による3度の延期を経て、ついに公開

世界的視野とリーダーシップで坂本龍馬と並び称される、知られざる英雄・河井継之助。敵対していた西郷隆盛や勝海舟でさえもその死を惜しんだと言われる、幕末の武士である。

本作は、江戸時代末期の混沌とした日本を変革しようと、正義を貫く“最後のサムライ”の姿を描いた歴史超大作です。

幕末の動乱期を描いた司馬遼太郎の長編時代小説を、黒澤明監督の助監督を務めた小泉堯史監督が映画化。全編にわたり、35ミリフィルムで撮影された映像美と、豪華俳優陣が紡ぎ上げた熱き人間ドラマに魂が震える1作。

日本映画の矜持が、ここにある。

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』

2022年6月17日(金)から全国東宝系にてロードショー
出演:ディーン・フジオカ、岩田剛典、新木優子、広末涼子、村上虹郎、渋川清彦、西村まさ彦、山田真歩、佐々木蔵之介、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平

監督:西谷弘
音楽:菅野祐悟
脚本:東山狭
原案:アーサー・コナン・ドイル「バスカヴィル家の犬」
配給:東宝
(C)2022「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」製作委員会

『峠 最後のサムライ』

『峠 最後のサムライ』

2022年6月17日(金)から全国ロードショー
出演:役所広司、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、AKIRA、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢
監督・脚本:小泉堯史
音楽:加古隆
エンディング曲:「何処へ」石川さゆり(テイチクエンタテインメント)
原作:司馬遼太郎「峠」(新潮文庫刊)
配給:松竹 アスミック・エース
(C)2020「峠 最後のサムライ」製作委員会

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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