クローン人間の作成が世界中で禁止されている理由とは…

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第619回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、5月17日から公開の『レプリカズ』を掘り起こします。


キアヌ・リーブスがタブーを破って大暴走する、ノンストップSFアクション!


人間の意識をコンピュータに移す研究に打ち込んでいた神経科学者、ウィリアム・フォスター。その実験がいまにも成功しようとしていたとき、突然の事故で、彼は家族4人を失ってしまう。悲しみに暮れるウィリアムは、家族との幸せな日々を取り戻すために、あるタブーを犯す決断をする。

それは家族の身体をクローン化し、意識を移し替え、完璧な“レプリカ”として蘇らせようということだった。その試みは、無事成功。しかし研究サンプルとして家族を奪おうとする政府組織が、ウィリアムに襲いかかり…。


世界中の国で法律により禁止されている、クローン人間。その作成は技術的には可能だとも言われていますが、倫理的・道徳的観点から禁止されており、長年にわたってさまざまな議論がなされています。そんな禁断のテーマに鋭く斬り込んだSFアクションが、ついに日本でも公開されます。


主人公の神経科学者ウィリアム・フォスターを演じるのは、ハリウッド随一のスター、キアヌ・リーブス。善悪の判断よりも家族を優先してしまう天才科学者の暴走っぷりには凄まじいものがあり、“キアヌ・リーブス祭り”とも呼べる好演をみせています。

さらに『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のアリス・イブ、 『キングコング 髑髏島の巨神』のジョン・オーティスら実力派がしっかりと脇を固めています。


製作には『トランスフォーマー』『RED』『MEG ザ・モンスター』のロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラをはじめ、アクション映画の傑作を生み出して来たメンバーが名を連ね、キアヌ・リーブス本人も製作陣の1人に加わっていることからも、キアヌが本作にいかに惚れ込んでいるかが窺い知れます。

ノンストップSFアクションとしての面白さはもちろん、人間としてのモラルについても考えさせられる1作です。


レプリカズ
2019年5月17日(金)からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
監督:ジェフリー・ナックマノフ
脚本:チャド・セント・ジョン
出演:キアヌ・リーブス、アリス・イブ、トーマス・ミドルディッチ、ジョン・オーティス ほか
?2017 RIVERSTONE PICTURES (REPLICAS) LIMITED. All Rights Reserved.
公式サイト http://replicas.jp/


八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。
機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。
初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。
トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com

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