この夏、新たな冒険の扉を開こう!

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第665回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。支配人の八雲ふみねです。シネマアナリストの八雲ふみねが観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

 

今回は、8月2日公開の『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』を掘り起こします。

映画だからこそ実現できた「ドラゴンクエスト」の新たな世界

漫画や小説が次々と映画化されヒットを飛ばしている日本映画界に、新たなトレンドが生まれています。それは、ゲームの映画化。

今年(2019年)だけでも『名探偵ピカチュウ』や『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』など、ゲームの世界観からオリジナルストーリーを構築した映画が公開されていますが、今度は「ドラゴンクエスト」が初めてフル3DCGアニメーションとして映画化されました。


「ドラゴンクエスト」は1986年に登場して以来、出荷・ダウンロードも含め販売本数が7800万本を超える人気RPG。これまでに80を超えるシリーズ作品が発表されており、時代を問わず万人を魅了しています。

そんな国民的RPG「ドラクエ」シリーズのなかで、“親子3代にわたって魔王を倒す” “結婚相手を選ぶ”など、大河ドラマのような人生を体感できることでも特に支持率が高い「ドラゴンクエストX 天空の花嫁」を原案に、山崎貴監督が総監督・脚本を担当して完成させたのが『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』なのです。


ゲマが率いる魔物たちにさらわれた母を取り戻すため、父パパスとともに旅を続ける少年リュカ。旅の途中、ついにゲマと遭遇。パパスは熾烈な戦いを繰り広げるが、リュカが人質に取られてしまい、反撃できなくなってしまったパパスは息子の目の前で命を落としてしまう。

それから10年後。故郷に戻ったリュカは、パパスの日記を発見。そこには「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」と書かれていた。父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅に出る…。


八木竜一と花房真が監督を務め、原作・監修としてドラクエの生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二氏が参加。そして名曲の数々を創作しドラクエ人気を支えてきた、すぎやまこういち氏の音楽が使用され、ドラクエの世界が鮮やかによみがえります。

思えば、1992年にスーパーファミコン用ゲームとして世に送り出された「ドラゴンクエストX 天空の花嫁」は、ドット絵でその世界観が描かれていました。それがCGアニメになることで、表現の幅も広がり、キャラクターのビジュアルはもちろん、武器や防具にいたるまで様々なこだわりが作品のあらゆるところに散見しており、本作を観れば「こんなドラクエの世界が観たかった!」という興奮に包まれることでしょう。

ファンはもちろん、原作ゲームをプレイしたことがない人も、この夏はドラクエムービーで熱く盛り上がろう!


『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

2019年8月2日(金)から全国東宝系にて公開
原作・監修:堀井雄二
音楽:すぎやまこういち
総監督・脚本:山崎貴
監督:八木竜一・花房真
声の出演:佐藤健、有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシ、安田顕、古田新太、松尾スズキ、山寺宏一、井浦新、賀来千香子、吉田鋼太郎
(C)2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会
(C)1992 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
公式サイト https://dq-movie.com/


八雲ふみね

映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。
機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。
初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。
トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com

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