『TWO WEEKS』プロデューサー岡光寛子「ドラマ・プロデューサーの仕事は、畑に種を植えて水を与えて行くようなもの」

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、関西テレビのドラマ・プロデューサー・岡光寛子が出演。ドラマ・プロデューサーになった経緯について語った。


黒木)今週のゲストは関西テレビ・カンテレのドラマ・プロデューサーの岡光寛子さんです。
ドラマ・プロデューサーとはどういうお仕事なのですか?

岡光)何もない畑に種を植えて水を与えて育てて行く、というものがプロデューサーの仕事だと思っています。具体的に言うと企画の立案、脚本作り、キャスティング、宣伝回り、そして美術や技術すべてのチームをまとめて行くチームリーダーのような存在です。

黒木)今回の『TWO WEEKS』という作品は、原作はソ・ヒョンギョンさんの脚本の韓国ドラマなのですけれども、この韓国ドラマを日本版にしたら面白いのではないかと思われたのは、なぜでしょうか。ご覧になっていたのですか?

岡光)父親と娘という関係性をテーマにしたドラマをやりたいと思っていたときに、たまたまこの原作と出会いました。いまネットや配信ドラマで簡単に海外のコンテンツも観ることができます。この作品は、父性の部分とサスペンスの部分が重層的に描かれているエンターテインメントで、面白いなと思いました。すぐに原作の放送局に連絡をとって、リメイクの交渉をするというところから企画が始まりました。

黒木)1話完結ではなく、連続ドラマを通して1つの作品という、ある意味で連続ドラマの醍醐味みたいなドラマですよね。それをやろうという、そんなお仕事だというわけですね。もともとプロデューサーから始まったのですか?

岡光)関西テレビという会社に所属しているのですが、大学生のときに採用試験を受けて入社しました。もともとカンテレのドラマが好きで、その想いを会社の面接で伝えて、入社してからもずっとその気持ちはあったのですが、いきなりドラマ班に来るということはありません。大阪の局なので、まずはみんな大阪に所属して、バラエティーなどの仕事をします。最初は宣伝部に所属していて、まったくドラマとはかけ離れたところで、作品をいかに視聴者に観ていただくかという制作発表や、ポスターを作ったりする仕事をまずは経験しました。その後、バラエティーのADとドラマの助監督、ドラマのAPをやり、そしてドラマのプロデューサーになるという展開でした。

黒木)念願のドラマ・プロデューサーになられたということですが、入社何年目でなられたのですか?

岡光)なったのは8年目ですね。

黒木)意外と早いですよね。

岡光)そうですね。20代のうちにドラマのプロデューサーをやらせていただけるのは、カンテレはとても太っ腹だなというか。

黒木)その間に、あっちに行ったりこっちに行ったりして。

岡光)5年で4回引っ越しをしました。

黒木)それはお父さんも大丈夫かと、何度も声をかけてくださったのではないですか?

岡光)そうですね。最初はすごく心配していましたが、途中から「また引っ越しか」ということで手伝ってくれなくなりましたね。でも場所が変わっても私の思いを知っているので、背中を押してくれたのはやはり父親だったなと、プロデューサーになったとき改めて思いました。

黒木)そういういろいろな経験をなさって、ADやAPなどもなさっているから、スタッフの気持ちが分かりますよね。

岡光)本当にそれをやってよかったなと思いますね。助監督がいかに大変な思いをして毎日現場に立っているのかということもそうですし、ビジネスの部分では、こういうところでお金を削れるなとか。宣伝も経験しているので、ドラマはもっとこうしたら面白く世間に知ってもらえるのではないか、といういろいろな視線が入った状態でプロデューサーをやらせていただいています。単純にドラマだけで培った以外のものが、自分の糧になっているように思います。


■毎週火曜 夜9時放送 『TWO WEEKS』
■出演:三浦春馬・芳根京子・比嘉愛未・三浦貴大・高嶋政伸・黒木瞳 ほか。
■殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地が、白血病の娘を救うため逃亡するタイムリミットサスペンス。原作はソ・ヒョンギョン脚本の韓国ドラマ。日本版としてオリジナルの展開を加えリメイク。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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