ポール・マッカートニーも太鼓判! もしも“ビートルズが存在していない世界”があったなら..

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第705回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。支配人の八雲ふみねです。シネマアナリストの八雲ふみねが観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

 

今回は、10月11日から公開の『イエスタデイ』を掘り起こします。

監督ダニー・ボイル × 脚本リチャード・カーティス〜ザ・ビートルズの名曲に乗せて描くコメディドラマ

イギリスの小さな海辺の町、サフォーク。ミュージシャンのジャックは、幼なじみで親友のエリーから献身的にサポートされているにも関わらず、さっぱり売れず。“音楽で有名になりたい”という夢も諦めかけていた。

そんなある日、世界規模の瞬間的な停電が発生。ジャックは交通事故に遭い、昏睡状態に陥ってしまう。目を覚ましたジャックを待っていたのは、史上もっとも有名なバンド、ビートルズが存在していない世の中。そして、友人たちの前で歌った“イエスタデイ”が、ジャックの人生を大きく変えて行く…。

もしも自分以外の人間が、“ザ・ビートルズ”という偉大なバンドを知らない世界になってしまったら…。そんなユニークな発想から生まれた映画『イエスタデイ』。

イギリスの名匠ダニー・ボイル監督と、『ラブ・アクチュアリー』や『ノッティングヒルの恋人』など、ユニークな設定で繰り広げられるラブストーリーを得意とする脚本家リチャード・カーティスが初タッグを組み、ザ・ビートルズの名曲に乗せて紡いだコメディドラマです。

劇中で使用する音楽のセンスの良さに定評があるボイル監督作品だけに、至福の音楽体験を堪能できる本作。とりわけ、街角の路上からカフェ、ライブハウス、巨大なウェンブリー・スタジアムに至るまで、口パクではなくライブ撮影したという演奏シーンは臨場感たっぷり。

物語のなかでビートルズを初めて聴くという人々と同様に、まるで初めてその音楽に触れるかのような高揚感を観客に与えてくれます。

ちなみに、元ザ・ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーは、変装して、奥さんと一緒に映画館でこの映画を鑑賞。一般のお客さんと一緒に、本作を楽しんだのだとか。

夢、信念、友情、愛。ビートルズの楽曲が、あなたの人生のすべてのシーンを豊かに彩る、最高にハッピーな1作です。

『イエスタデイ』

2019年10月11日(金)から全国ロードショー
監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティス
作曲:ダニエル・ペンバートン
音楽:ダニエル・ペンバートン、アデム・イルハン
出演:ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ジョエル・フライ、エド・シーラン、ケイト・マッキノン、ジェームズ・コーデン
(C)Universal Pictures.
公式サイト https://yesterdaymovie.jp/

八雲ふみね

映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。
機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。
初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。
トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com

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