マンガ大賞2020『ブルーピリオド』の過酷な美大受験は作者の実話だった!?

3月16日(月)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月−木24時〜)に、「マンガ大賞2020」で大賞を受賞した『ブルーピリオド』の作者の山口つばさが出演し、作中のシーンの元になった体験について語った。

前年の1月1日から12月31日に出版された単行本のうち、最大巻数が8巻までの作品を対象に、実行委員が直接声をかけたマンガ好きの有志がオススメのマンガを選出して決定する「マンガ大賞」。今年は『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載中の山口つばさ作『ブルーピリオド』が大賞を受賞した。

『ブルーピリオド』は、男子高校生・矢口八虎が絵を描くことの楽しさに目覚め、美術大学を目指して青春を燃やす物語。作者の山口自身も東京藝大出身ということで、作品の中に出てくるシーンは、自身の体験が元になっているという。その体験について山口が、「マンガ大賞」の発起人でもある番組MCの吉田尚記アナウンサーとトークを繰り広げた。

吉田尚記アナウンサー:山口先生自身も東京藝大出身ということなのですが、『ブルーピリオド』では、美大受験のために毎日寝ないで、ものすごい枚数の絵を描くっていうシーンがよく出てくるんですけど、先生も同じことをやってきたんですか?

山口:そうですね、予備校ではカリキュラムで何時間に1枚みたいな感じなので、めちゃくちゃな枚数描きますね

吉田:それをやらないと、なかなか結果が出ないことが多いということですね

山口:そうですね、やっぱり数の力というのはひとつあるのかなとは思うので

吉田:そういう努力のことを『ブルーピリオド』の中で描きながら、山口先生は自分が苦労した話は全然しませんよね

山口:そんなに面白くない話なので(笑)

自身の過酷な体験を作品に反映させる一方で、普段はそれを表に出さないという山口。また、このあと山口は続けて、自分が頑張ったことを人に話すのが恥ずかしいとも話し、知人に「どんなマンガ描いてるの?」と聞かれた時には、上手く説明することができないと語った。

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