W主演俳優が語る舞台『忠臣蔵 討入・る祭』の魅力「“転職したい”大石内蔵助に象徴される現代らしさ」

12月24日(木)、年末に明治座にて行われる公演『忠臣蔵 討入・る祭』にてW主演を務める平野良(寺坂吉右衛門役)と小林且弥(大石内蔵助役)がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組『平野良と小林且弥のオールナイトニッポンi〜「チャオ!明治座祭10周年記念特別公演〜忠臣蔵 討入・る祭〜」スペシャル〜』が配信され、2人が舞台の魅力や意気込みについて語った。

『「チャオ!明治座祭10周年記念特別公演〜忠臣蔵 討入・る祭〜』は、明治座にて12月28日から31日までの期間行われる公演で、第1部が芝居、第2部がショーという2部構成で展開される。

第1部で行われる『O-ICCEAN’S 11〜謎のプリンス〜』は、忠臣蔵を題材にした新しい設定の物語で、歴史上の“IF もしも”を盛りだくさんに取り入れ、新解釈の忠臣蔵として、赤穂藩士たちの討ち入りまでの日々を描いていく。第2部は『煮汁プロジェクト』と題して、芝居に出演した役者陣が熱いライブパフォーマンスを繰り広げる。

出会ってから12〜13年もの月日が経つという2人は、番組冒頭から息の合ったトークを展開。2人の出会いは、今年で10周年を迎える明治座“祭”シリーズの元となったテレビ番組で共演したことがきっかけだそうで、その公演の10周年となる節目に2人で座長を務められることに対し喜びを語った。

続いて『O-ICCEAN’S 11〜謎のプリンス〜』について見どころを解説。新解釈の忠臣蔵ということで行われるこの舞台は、“現代版の忠臣蔵”を描いたものになっているといい、その詳細や2人の役柄について各々が明かした。

平野:(“現代版の忠臣蔵”ということで)結構現代に通ずるものがあるというか、腑に落ちる点が多いですよね

小林:今のご時世に忠臣蔵を普通にやって、いかがなものかっていう……。忠臣蔵って、要は勧善懲悪な話じゃん。勧善懲悪って、果たして今の情報があふれた時代に、まかり通るのかっていう

平野:『鬼滅の刃』だって、敵側に感情移入できる作品になってますからね。そういう作品がやっぱりウケますから。だから、本当の忠臣蔵だったら敵の吉良上野介を討ちに行くという話ですけど(今回の舞台では)それだけに収まらず、その背景も見どころだと思いますね。(小林演じる)大石内蔵助は、ホームページでは「転職したい赤穂藩家老」ってなってますけど

小林:これでもう新解釈ですよね。もう転職したいわけですから(笑)辞めたいところからスタートしてるわけだから、どういう風になるのか、みなさんに楽しんでいただきたい

平野:これが現代を象徴してるなって思ったのが、元々は忠義のために敵討ちに行く話じゃないですか。っていうことは、永久就職が当たり前の時代っていうのがまずあるじゃないですか。でも現代って、新入社員でも3〜4ヶ月で転職する人が半分以上いるらしくて……。そこがもう現代に寄ってるなって

小林:その時点で、(現代の)象徴的なものっていうのはあるよね

平野:大石内蔵助が一応リーダーだけど、部下たちをどうまとめているのか? 果たしてまとまってるのか?っていうのも、まず1発目の掴み、引っ掛かりとして面白いところだと思います

“転職したい”大石内蔵助を中心にどんな物語が描かれるのかというのも、見どころだと語った2人。また、平野演じる寺坂吉右衛門も“殺さずの誓いを守る記憶喪失のるろうに剣士”という一風変わった役柄となっているが、それについて平野は、「赤穂藩と吉良邸だけに留まらず、もっと国全体を背負うような大きな架け橋の役になるんじゃないかな」と話した。

さらに番組後半では、この公演の出演者である、浅野内匠頭役の安西慎太郎がゲストに登場。普段は刺々した役柄が多いという安西にとって浅野内匠頭のような心がきれいな人物の役は珍しいそうで、その意気込みなどについて語った。その後も、平野と小林という先輩2人からの愛のある“イジり”を受けながら、3人で和気あいあいとしたトークで盛り上がった。

『チャオ!明治座祭10周年記念特別公演〜忠臣蔵 討入・る祭〜』にまつわる全ての情報は、公演のオフィシャルサイトにてチェックできる。

【平野良と小林且弥のオールナイトニッポンi】
■タイトル:平野良と小林且弥のオールナイトニッポンi〜「チャオ!明治座祭10周年記念特別公演〜忠臣蔵 討入・る祭〜」スペシャル〜
■パーソナリティ:平野良、小林且弥
■ゲスト:安西慎太郎
■配信URL:https://podcast.1242.com/show/meijiza2020/
■公演オフィシャルサイト:https://chu-ru.jp/

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