SHOWROOM前田社長がつくる“絆”〜「前田裕二のオールナイトニッポン」旗印に1DAYプロデュース

9月11日(水)、ラジオ局ニッポン放送で定例会見が行われ、11月4日(月・休)朝5時〜翌日29時まで、「ニッポン放送×SHOWROOM コラボ放送局〜前田裕二プロデュースDAY〜」と題した、24時間にわたる特別企画を展開すると発表。4日の午後1時〜午後4時には「ニッポン放送×SHOWROOMコラボSP(仮)」が、深夜1時〜3時には「前田裕二のオールナイトニッポン」が放送される。この会見にはニッポン放送の檜原麻希社長と共に、SHOWROOMの前田裕二社長も出席し、現段階で考えている番組内容についてや、ラジオの可能性にも触れた。

SHOWROOM・前田裕二社長

ニッポン放送は、SHOWROOMが立ち上がった当初から関わりがあり、今回の特別企画について檜原社長は「ネットメディアの代表格であるSHOWROOMと組んだときに、どんな新しいものができるか? と思ったのがスタートでした」と説明。続けて、「とにかく何が出てくるか楽しみです」と、前田社長の面白いアイデアに期待していると吐露。

「ニッポン放送×SHOWROOM コラボ放送局〜前田裕二プロデュースDAY〜」と題した24時間にわたる展開は前田社長による提案で、大役をあえて担った理由を語った。

「完成形を届けるよりも、少しの苦しさや至らなさといった余白、一生懸命頑張っている中で生まれた余白が感じられるコンテンツの方が、“深さ”を作れると考えていて……。深夜とはいえ、2時間だけ(『オールナイトニッポン』だけ)出演しても完成品のようなコンテンツをお届けすることになると思い、僕が本当に苦しくなる方法は何だろう? と考えたとき、24時間ずっと起きて、リスナーさんとコミュニケーションをとり続けるのは結構大変なこと。自分が、その辛い山を登る過程で、リスナーさんとの絆を作り、新しいラジオとネットの掛け算が見えたらいいと思っています」(前田社長)

同企画の中で最もやりたいことは、“ラジオについてさまざまな議論ができる場”を設けることだという前田社長。学生時代、「週刊少年ジャンプ」を買い、その翌日に学校で「SLAM DUNK(スラムダンク)」の感想を友人と語り合った思い出を例に出し、あるコンテンツを好きな者同士が横でつながることこそが、コンテンツの発展に必要であると力説。「リスナー同士が横でつながって語る場所って意外とない」、「リスナーのラジオへの深い愛着が、番組が終わった後にパッと発散しちゃっている状況がもったいないと思っているんです」とラジオの弱みをあげ、「ラジオが始まる前と終わった後に、その深さ(コンテンツへの愛情)を受け止めて、その受け止めた深さをきちんと収益に変換できる仕組みを作っていけたらいいと思っております」と新しいビジョンを語った。

今回初めてパーソナリティを務める「オールナイトニッポン」への出演前には、SHOWROOMで「これからこんなことをしゃべってくるから!」と宣言したり、SHOWROOMでリスナーと「『オールナイトニッポン』でどんなことを話そうか?」と作戦会議を実施。「前田裕二のオールナイトニッポン」の放送後には、SHOWROOMでリスナーの感想を聞き、リスナー同士が感想を話し合える場所を作り、そこにスポンサーをつけて収益化する流れを作ることを想定しているという。

これまで、ニッポン放送とSHOWROOMで同じものを配信することはあったが、今回はそれぞれのコンテンツで内容を切り分けるため、前田社長が「オールナイトニッポン」に出ている間は、SHOWROOMに前田社長が映っていない状況となる。この映っていない時間の活用法について「その間はユーザー同士がラジオを聞きながら、『ああでもない、こうでもない』という話をしてもらうイメージをしています。ステージと楽屋のように切り分けて、僕がそこを行ったり来たりすること自体をコンテンツにできたら」と構想した。

SHOWROOM・前田裕二社長、ニッポン放送・檜原麻希社長

檜原社長はこの考えに「2つのコンテンツが別の軸で進んでいくのは初挑戦なので、すごくそこは新しいと思っています」と感心し、「前田社長のツイッターフォロワーが20数万人なので、その方々をラジオの世界に引き込んでくれたらうれしいです」と期待。

檜原社長が「(『オールナイトニッポン』に)誰か呼びますか?」と、前田社長に質問をすると、“例えば”として、米大リーグ、シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手の名前をあげ、「他にも仲良くしている著名人の方々がたくさんいるので、乱入してもらったり応援してもらったりしたら面白いと思う。海外のスターに出てもらうのも面白い。そういう、混とんとしたSHOWROOMらしさを出していきたい」と意欲を示した。

会見では、ラジオとの思い出も語った前田社長。小学生の頃に安いラジオを買い、「福山雅治のオールナイトニッポン」(1992年〜1998年放送)を聞いていたという。その当時はリスナーだったが、それが福山雅治と同じパーソナリティ側になることについて「冷静に考えると緊張しちゃうので……。考えないようにしている」と、苦笑いで本音を漏らすと、周りの記者らを笑わせた。

最後に、「だんだん味のなくなった“スルメ”のようになって、話すこともだんだんなくなってくると思うんですが、それも含めて楽しんでもらえたらいい」と24時間のチャレンジ企画に、笑顔で意気込みを語った。

ニッポン放送とSHOWROOMが固くタッグを組む「ニッポン放送×SHOWROOM コラボ放送局〜前田裕二プロデュースDAY〜」は、11月4日(月・休)朝5時〜翌日29時に、ニッポン放送にてオンエアされる。奇才・前田裕二社長がプロデュースする、新型ニッポン放送に期待したい。

番組概要

■番組タイトル:ニッポン放送『ニッポン放送×SHOWROOMコラボSP(仮)』
■放送日時:2019年11月4日(月・休)午後1時〜午後4時
■出演者:未定
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■番組タイトル:ニッポン放送「前田裕二のオールナイトニッポン」
ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送
■放送日時:2019年11月4日(月・休)深夜1時〜3時
■出演者:前田裕二
■番組ハッシュタグ:#前田裕二ANN

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