夏休み明けに転職を考えたことがある人の割合は?

人材総合サービスの株式会社スタッフサービス・ホールディングスは、2019年7月17日〜19日の期間において、20歳〜49歳の会社員・男女1,000名を対象に「夏休みと転職」に関する調査を実施。このたび、その結果が発表されました。

夏休みなどの長期休みにはご自身の仕事や働き方、今後のキャリアを考える機会が増えるのではないでしょうか。会社員に対して、夏休み・お盆休み明けに退職や転職を考えたことがあるかどうかを質問しました。結果は、「何度もある(14.3%)」「何度かある(24.1%)」を合わせると、38.4%の人が夏休み明けのタイミングで退職・転職を考えた経験があるということが明らかになりました。

また、夏休みやお盆休みはないという人や、実家に帰る頻度が少ない人を除いて、地元があり頻繁に夏休みに実家に帰る人と実家住まいの人とで比較すると、実家に帰る人の方が夏休み・お盆休み明けのタイミングで退職・転職を考える人が多いことが分かりました。

夏休み・お盆休み明けに退職や転職を考えたことがあると回答した人を対象に、その理由を質問。最も回答数が多かったのは「休み中に自分の働き方や今後を考え直したから(62.8%)」でした。続いて、「このまま休んでいたいと思ったから(30.5%)」「ボーナスが支給された後だから(24.2%)」「転職活動の時間が作れそうだから(24.2%)」に多くの回答が集まりました。長期休みで時間に余裕が生まれ自分自身の仕事や働き方について見直す時間があったことや、休みが続き体や生活リズムが休みに慣れてしまったこと、ボーナス支給などのタイミングが理由として挙がりました。

3年に1回以上夏休み・お盆休みに実家に帰る人を対象に、そのタイミングで地元での就職を考えるかを質問。結果は「何度もある」「何度かある」と合わせると、33.8%の人が夏に実家に帰ったタイミングで地元での就職を考えたことがあると分かりました。

■理由

・東京に疲れたから(東京都・40代男性)

・いまの仕事が嫌で我慢できないから(東京都・40代女性)

・地元が恋しくなったから(岩手県・40代男性)

・地元への貢献も大切だと思うから(東京都・30代男性)

・親や地元の人たちと接していると、仕事に忙殺される毎日が虚しく感じたから(福岡県・30代男性)

・田舎でのんびり暮らすのもいいかなと(宮城県・30代女性)

・親の健康状態が悪かったから(山形県・30代男性)

・実家に戻り、実家の懐かしさや居心地の良さを感じたため(東京都・20代男性)

多くの会社員は、上司や同僚、取引先などさまざまな人と関わる機会があります。仕事で誰かに振り回されていると感じたことがあるかどうかについて回答してもらいました。「何度もある(35.8%)」「何度かある(31.3%)」を合わせると、67.1%の人が誰かしらに振り回された経験があるということが明らかに。さらに誰に振り回されたことがあるのかを質問。2番目に回答数が多かった「同僚(42.3%)」に倍近くの差をつけて、「上司(80.8%)」に回答が集まりました。大半の人を振り回しているのは「上司」という実態が明らかになりました。

■“振り回されている”と感じたエピソード

・上司の言っていることが日々違う(栃木県・30代女性)

・社長が、自分が夜中に出勤していて悔しいからと、夜中に用もないのにみんなに電話をかけてくる(宮城県・30代女性)

・やらなくてもいい仕事を勝手に引き受けて、人を巻き込む(神奈川県・30代女性)

・仕事がいっぱいいっぱいなのにそれでも仕事を増やしてくる(埼玉県・20代男性)

・仕事とは関係ない上司の機嫌や気分によって仕事内容が変わる。上司の私的な用事をやらされる(新潟県・40代女性)

・上司が無能ですべての責任を部下に押し付けてくる(大阪府・30代男性)

・嫌がらせのように使用頻度の低い資料を作らされた(東京都・40代男性)

・前と言ってることが違う。指示通りに対応したのに、他の上司に指摘されると「私もそうするべきだと思ったのですが」と、まるでこちらの判断ミスであるかのように答える(神奈川県・30代男性)

・部下が同じことを毎回教えても覚えていない(東京都・40代女性)

・同僚が誰もやったことない仕事をふられる。夜遅く朝早く出社させられる(沖縄県・20代女性)

・勤務時間終了間際に上司から残業を命じられることが時々ある(神奈川県・40代男性)

・休みの日まで出勤させられたとき(大阪府・20代女性)

・異動が急に起こる(福岡県・20代男性)

・営業なので当たり前かもしれないが、決めた日時や場所に来なかったり連絡を無視されたりしたこと(愛知県・30代女性)

・取引先が仕様変更を平気でお願いしてくるが納期は延びず、結果こちらが残業や休日出勤をするハメになる(熊本県・30代男性)

・ワガママな取引先のせいで旅行先から無理やり現場に。結局取引先のミスが原因だった(栃木県・30代男性)

働く上で関わりを持つことが多い上司。お互い人間である以上、うまくいかないことも予想されます。どの程度上司に対して不満を持っている人がいるのかを明らかにするため、不満の有無を質問しました。「ある(27.1%)」「どちらかというとある(26.6%)」を合計して、半数を超える53.7%の会社員は上司に対して“不満がある”ということが分かりました。

■上司への不満エピソード

・上から目線で理不尽(大阪府・30代男性)

・人には厳しく 自分には甘い(愛知県・40代男性)

・気分屋なので、無視される時もあればすごく話しかけてくる時もある(兵庫県・30代女性)

・常に自分が正しいと思っている。 人の話を聞かない(千葉県・40代女性)

・聞こえるところで嫉妬じみた悪口を言わないでほしい(千葉県・40代女性)

・言うことが毎回変わるとき(東京都・20代女性)

・何度も連絡や報告を言ったり書類を出したりメールを送ったりしていてもそれに対する返答がない (茨城県・40代男性)

・無理難題を突きつける(北海道・20代男性)

・上司が雑務をやらない。後輩任せにしていて、かつ仕事内容を把握していない(静岡県・20代男性)

・定時よりも前に真っ先に退社すること(東京都 ・20代女性)

・急な仕事を押し付けてくる(鹿児島県・30代男性)

・無能で責任転嫁ばかり。部下の功績を自分のものにする(東京都・40代男性)

率直に今勤めている会社に対して、不満があるかを質問しました。結果は「ある(28.9%)」「どちらかというとある(35.9%)」を合計すると、64.8%の人が会社に対して何らかの不満があるという実態が明らかになりました。また、不満があると回答した人を対象に、不満が何なのかも質問。他の選択肢を圧倒して回答数が集まったのは、「給料が安い(61.3%)」でした。2番目以降は、「上司が理不尽(32.9%)」「不当な評価(24.7%)」「休みが取りづらい(23.1%)」などが続きました。

仕事やコミュニケーションの場面では、少なからず食い違いは起こってしまうもの。なかでも “言った”“言わない”というトラブルは、時折見かけます。“言った言わない論争”になったことがあるのか質問したところ、「何度もある(19.3%)」「何度かある(33.5%)」を合わせると、52.8%の人が経験していることが分かりました。また、論争になった相手は誰なのかを質問。「上司(67.2%)」と回答した人が最も多く、「同僚(44.3%)」「取引先(24.1%)」が続きました。

■“言った言わない論争”の対処法

・自分が折れる(埼玉県・30代男性)

・こちらがおとなしく引いて、二度と頼まない(神奈川県・30代男性)

・面倒だから、自分に非がないと感じても謝る(北海道・30代男性)

・その日から徹底的に証拠を残すようにする(大阪府・20代女性)

・言ったこと、言われたことを日付とともにメモしておく(広島県・20代女性)

・口頭でのやり取りで起こるので、必ず会話をした後にメールで内容を送り同意を確認するようにしている(神奈川県・30代女性)

・部下に仕事の依頼をする時は口頭ではなく日付付きの書面で依頼する(兵庫県・40代男性)

・もう誰の責任かを追求するのではなくてその事案を解決することだけを考える(大阪府・20代女性)

・どっちも悪いということで両成敗(福岡県・20代男性)

また、上司の理不尽を表現したTVCM「振り回される篇」「言った言わない篇」が8月10日(土)より、全国で放映されます。CMでは、上司の理不尽に対する部下の心情が描かれているので、ぜひご覧あれ。

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