銀行社長が里崎智也に指南!プロ野球選手のセカンドキャリア支援企画

毎年、プロ野球界で話題になる「アスリートのセカンドキャリア支援」。この問題への新たなアプローチとして12月5日、インターネット銀行「じぶん銀行」社長・臼井朋貴氏が、元千葉ロッテマリーンズでプロ野球解説者の里崎智也氏に「お金のあれこれ」を指南する対談イベント「アスリートのセカンドキャリア支援企画“教えて!臼井社長”」がホテル日本橋サイボー(東京・日本橋)にて催された。

サラリーマンより現役時代が短く、社会的接点が限定されるプロ野球選手にとって「短期間に稼いだお金を老後に向けてどう運用していくかはとても大事」と臼井氏は話す。

セカンドキャリアをより有意義にするキーワードは「分散投資」。分散投資のためには、日本以外の通貨も持ち、投資の際にリスクとリターンを刻んでいくのが重要と臼井氏は言う。また人生の場面で消費する金額の比率について「後ろ(老後)を厚くしておいたほうがいい。手前をできるだけ節約して、長く考えることが必要」と意見した。

とはいえ、成績第一の現役時代には投資の勉強時間などない選手がほとんどだ。実際、里崎氏は現役当時「月に2回、休みの日があればいい」という生活だったという。そこで臼井氏が勧めるのが、じぶん銀行独自のWALLETポイントを運用し、投資を「勉強」する方法だ。経済の流れをつかむことができ、ポイントなので損をしてもそこまで痛くない──。「なんちゃって投資」で投資の裏にある政治・経済の動きをつかみ学ぶことを提案した。

里崎氏は納得し「初心者は、もうけたい気持ちが前面に出てしまいがち。まずは小さく勉強して経験していくのがいい。大きく1発で点を取ろうとせず、打率を上げて打席に立つことが大事なんですね」と野球をからめて話した。

「分散」と「小さく」──。一攫千金を狙わず堅実な運用が投資に成功への道のようだ。臼井氏は再び通貨の分散に触れ「円は金利が低いままで、かたや米ドルは好調で潤っている場合もある。絶対の話ではないが、考え方としては有用だと思う」と述べた。

また里崎氏の現役時代のポジションを例に「キャッチャーの配球と投資は似ている」とも。「配球はいろんな裏付けのもと、一番確率の高いものを導き出してデータを積み上げていく。投資も一緒でセオリーを組んで確率を高めていけば、最終的に勝つ可能性は高くなる。経験と知識とセンスがいるのも同じ」と論じると、里崎氏は「それ、これから使わせてもらいます」と笑いを誘った。

また数ヵ月前にYouTuberを果たした里崎氏。「この業界はうまくいけば羽振りがいい。世の反応がダイレクトに分かるのでおもしろい」と笑う。さらに「僕ら評論家は依頼を受けて初めて自分の考えを発信する機会を得る。全て受け身の状態だったのが、YouTubeは常に自己発信できる。自分の未来に向けてやるべきコンテンツだと思う」と語っていた。

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