晋平太×ZiNEZ、フリースタイル王者同士の競演が実現!

ミズノ株式会社は10日、WEB動画「SUPERSTAR20SSプロモーションムービー」を公開した。

「SUPERSTAR20SSプロモーションムービー」には、晋平太とZiNEZ(ジンジ)が出演。『フリースタイルダンジョン』で完全制覇を果たした晋平太と、モデルとしても活躍しフリースタイルバスケ世界王者であるZiNEZによる“フリースタイル”での“競演”が実現。音楽とバスケットボール、卓越したスキルを持つ二人のコラボレーションが印象的な動画となっている。

ZiNEZが空へボールを放るところから動画がスタート。トラックが流れ始めたところで晋平太が登場。彼のラップとともに、ZiNEZが華麗なボールさばきを披露し、ドリブルを続けながら晋平太の元へ。最後は晋平太によるラップ、ZiNEZによるバスケのフリースタイルの“競演”を果たす。

また、「SUPERSTAR20SSプロモーションムービー」の撮影時にZiNEZ、晋平太へのインタビューも実施。撮影の感想や自身にとっての「スーパースター」について語ってもらった。

◆晋平太

――ZiNEZさんとは、もともとお知り合いということですが、知り合ったきっかけについて教えてください。

僕ら皆でビートボックスやブレイクダンサー、三味線などがいるTYRANTというパフォーマンス集団みたいなチームを組んでいるのですが、そのメンバーを集めてパフォーマンスをする時にZiNEZと初めて会いました。

――ZiNEZさんについて、どのような印象を持っていましたか?

ZiNEZは見た目の割に(って言ったら変ですけど)、いつも自分のフリースタイルバスケのプレイのことばっかり考えていて、全然チャラくないなっていう。自分やチームのパフォーマンスに対する真面目な熱意を持っていて、すごいなと思います。

――今回共演したのは初ですか? 今回の共演について感想をお聞かせください。

ライブ以外は初めてですね。動きも勿論ですが、モデルとしてもZiNEZはカッコいいなって思いました。彼は僕らのチームでもそうなんですけど、華なんです。

――フリースタイルラップを始めたきっかけをお聞かせください。

始めたきっかけは、「遊び」ですね。ラッパーのする「遊び」。バトルっていうのはまた「遊び」とは違うのですが、元々コミュニケーションみたいなのって、オープンマイク(客が店のマイクを使ってパフォーマンスを行う営業形態)っていう文化やサイファーっていう街中でフリースタイルして遊ぶみたいな文化があります。そこから始めたので、「遊び」の延長です。

――フリースタイルラップを始めた頃のシーンの状況についてお聞かせください。

僕がラップに出会ったのは中学生ぐらいの時で、当時は第一次日本語ラップブームが起こっていました。そこから2000年ぐらいにかけてすごい盛り上がっていって、KICK THE CAN CREWとかRIP SLYMEとか、そういう人たちがすごい爆売れしてラッパーってすごいなって思ってたら、そこから割とアンダーグラウンドな方にラップって文化自体が向かいました。ここ数年でフリースタイルラップもそうですし、ラップ・ヒップホップっていうムーブメントがより日本でも定着してきたし、プレイする人が増えていきました。今盛り上がっている景色って、僕が中学生の時夢中になったのと、似ているのかなって思います。

――フリースタイルラップのシーンで活動していく中で、苦労やどういった努力をされているのかお聞かせください。

フリースタイルラップは「バトル」がすごく重要な位置を占めている文化なのですが、「バトル」ってどうしても勝つ為にある。でもずっと勝ち続けたり、毎回フレッシュでいるのってすごく難しいんです。「バトル」で勝てている時はいいんですけど、楽しくなくなってしまったら続けられません。「バトル」をやる中で、どうやったらフレッシュに自分が楽しめるのかなっていうことを考えるようになってから、持ち直すことができました。

――フリースタイルラップの魅力とは?

小手先で言っていることって多くの人の心を打たない。フリースタイルラップで自分が思っていることを叫びに近いもので吐き出せた時は、自分も気持ち良いしお客さんにもすごく刺さる上に、 “何を考えているのか”とかハートが出る。だからすごくフリースタイルラップっていいなって思います。やっぱりやることをやっている人は心にブレがないからフリースタイルラップも強い。自分に自信がない時はフリースタイルラップも弱気になったりするので、その人の生き方とかその時の状態が全部出るものだと思います。

――これまでの活動を振り返った上で、ご自身が活動するシーンの現在について思うことはありますか?

若いプレイヤーがどんどん出てきて僕らができなかったことをやれるようになって、本当に素晴らしく発展してきたなって思います。もっとそういう子たちが出てきたり、その文化自体を広げたりできるようにしたいなと考えています。どんな物事もそうだと思うんですけど、母数が多くないと天才とかも出てこないじゃないですか。若い子たちは本当に僕らのできなかったことをできるし、すごいなって思いますよね。可能性が広がっていけば環境が整っていって、もっとそういう子たちも活躍できるだろうし。これからまだまだ発展できるし、させないといけないなと思っています。

――まだ自分が目指すものが定まっていない若者に対してアドバイスできることはありますか?

僕はラップに出会えて、それを幸運にも続けることができた。続けてなかったら今こうやってお話させてもらってないし、自分の考えをこうやって聞いてもらえることもなかったのかな。なんで続けられたのかって言ったら、勿論好きだったっていうのが一番大きいと思う。だから何よりも先に「好きなことを見つける」、「見つかるまでは手当たり次第やってみて、自分で一番熱中できたり感触を掴めたりするものに打ち込む」のが一番いいんじゃないかな。あと得意なこと、自分がこれなら輝けるなって思えることを見つけられたら…それは何でもいいと思うんですけど、手先が器用な子もいれば運動が得意な子もいれば、おしゃべりが達者な子もいて…。僕もやっているヒップホップって別にラップだけじゃなくてDJやダンサー、グラフィティがいたり、ZiNEZみたいな仲間がいたり、どれか突出した人がいれば、また別の自分のできないことをできる仲間が見つかると思うんですよね。そういう人たちと協力しあっていけば、すごく楽しくなるから。まず自分の得意技を頑張って見つけるといいと思います。

――今回のコラボによって、伝えたいメッセージはありますか?

今回のムービーの音楽は僕が作ったんですけど、そこに込めたのは、自分のやることに集中して、ひとの評価よりも自分がそこに熱中できているのかっていうこと。それってすごく大事なことだと思っていて、その自分に熱中しきって自分の良さを引き出せた人がスーパースターになっていくんだろうなって思います。

――まだ動画は完成していませんが、これから完成する動画について見どころはありますか?

音楽を聴いてもらいたいし、ラップはメッセージがあるので、それを聴いてほしい。あと、ZiNEZのフリースタイルバスケットボールと僕のそのラップがどう絡まりあうのか、どう作用するのか見てほしいと思いますね。

――今回、お召しになったウエアはどうですか?

すごくカッコいいし着心地が良い。普段ジャージでライブやったり、ジャージ上下のセットアップを着てるのって、ヒップホップの人ぐらいだと思うんですよ。移動からそれを着てそのままショーやって、そのまま帰れるとか。SUPERSTARってカッコいいセットアップもめちゃくちゃあるのに着心地が良くて最高なんですよね。ストリートミックスじゃないですけど、自分なりのお好きなものと組み合わせても面白いんじゃないかなと思います。

――晋平太さんにとってのスーパースターは誰ですか?

僕のスーパースターはやっぱりラッパーです。中でもエミネムさんとか、日本人で言うとZeebraさん。自分に強烈なインスパイアを与えてくれた人たちです。Zeebraさんはラップに熱中したきっかけの人。元々その時にはフリースタイルとかラップをやってたんですけど、エミネムさんはフリースタイルバトルを描いた映画になったのを見て、よりのめり込んだというか、こういう風になれるのかな、って。この二人には人生において熱中するきっかけや夢とかを与えてもらったので、僕の中のスーパースターです。

◆ZiNEZ(ジンジ)

――晋平太さんとはもともとお知り合いということですが、どのような印象を持っておりましたか?

昔カナダに住んでいたんですが、その時に向こうにいた日本人の先輩たちが日本語ラップという音楽を僕に教えてくれたんですよ。その時僕は向こうのラップばかり聞いていたんですけど、日本語ラップを知った時に、「音楽として聴く日本語ラップ」と「想いを乗せて戦うラップバトル」の両方を知りました。カナダにいる頃から晋平太さんという人はラップバトルでチャンピオンをとっている、自分もフリースタイルバスケットボールってパフォーマンスで大会に出ていたので、そういう意味ではラップって音楽だけどそれを使って戦っている人がいるんだ、って自分と近いものを感じて親近感みたいなものを勝手に抱いていたのは覚えています。そこから実際出会って仲良くなるまでは10年近くかかるんですけど、僕は高校時代ぐらいから彼の存在は知っていました。

――今回共演した感想をお聞かせください。

晋平太さんってその一つの業界でテッペンをとっていて、他には代えられない立ち位置を築いてきた人だと思います。僕がやっているフリースタイルバスケットボールもバスケットボール界では異端なジャンルで、そういう意味では自分も晋平太さんの背中をなんとなく見て、影響を受けてる部分もあると思うんですよね。あと、晋平太さんにすごいびっくりしているのは、何歳になっても挑戦を止めない姿勢が本当に素敵だなって思っています。ラップって僕の中では硬派で、“こうであるべきだ”みたいなものを持っている人がたくさんいて、彼はチャンピオンをとったにも関わらずYouTubeとか、どんどん新しいものを取り入れていながらも、芯はブレずに続けていて、すごいなと思います。今回彼と撮影しながら、彼のスタンスやこれまでやってきたことについて色々な話を聞いて、そういう話ってこの撮影がなかったら知り得なかったことだろうし、今回のSUPERSTARのメッセージ「FREE YOUR MIND.」っていう言葉についても、今まさにこれからどうやっていこうって色々思い詰めることもあるので、撮影を通してその業界の唯一無二の存在と話して、変わったものをやっているからこそ固執せずに幅広くやっていっていいんだよ、自由な表現方法でやっていいんだよっていうのを感じられたことが有難かったし、報われた気がしました。

――ZiNEZさんのパートはすでに撮影を終えましたか?出来栄えはどうでしょう?

晋平太さんは元々見上げていた憧れのような存在です。今こうやって同じチームでご一緒させてもらうことが増えて、この撮影を通してより深く学ぶことがたくさんできたし、よりフランクに喋れる関係になった。一緒に仕事をするってそういうことなのかなとも感じます。スタッフさんやカメラマンさんとかとも和気藹々とした雰囲気で、仕事というよりも一つの共通意識をもった仲間たちで何か良いものを作っていこうって空気になった時に良いものが生まれるんだなって再確認できました。やっぱそういう互いにとってのイレギュラー同士が絡み合うから良い作品になるんだろうし、それもまた今回のメッセージの「FREE YOUR MIND.」って言葉に繋がっているような気がしていて、とても楽しいです。

――まだ動画は完成していませんが、これから完成する動画について見どころはありますか?

晋平太さんの書く歌詞って余計なものがないように感じていて、直球でストレート。SUPERSTARを着る人はスポーツで着る人が多いと思うんですけど、スポーツってたぶん余計な迷いがあると良い結果を生まないと思うんです。彼のオリジナルの音楽に合わせて自分が映像の中でパフォーマンスできることも嬉しいですし、歌詞の中にもすごい共感できることがたくさんありました。何よりも最後の一言が「フリースタイル」って言葉で締められているのがすごく嬉しい。彼の真っすぐな歌詞とグランドと僕のパフォーマンスって全部同じ方向にいっているような感じがあるので、本当に今このタイミングでだからこそ作れた映像だと思います。僕は晋平太さんの胸を借りてパフォーマンスさせてもらってるので、今度は自分が説得力のある先輩になれるように頑張りたいです。

――フリースタイルバスケットボールを始めたきっかけを教えてください。

元々僕は漫画家志望でずっと絵が好きだったんですけど、その流れでスラムダンク等の色々な漫画読んでいて、小学校の頃友達にバスケ部に誘ってもらって入部して、その中でも僕は絵が好きなのもあってか「自由な表現」っていうのがたぶん元々好きだったと思います。中学校2年生の時に家の事情でカナダに引っ越すことになった時に「ストリートバスケ」って言葉を見つけたんです。バスケよりも表現が広くて、より自由で、見ている人たちを楽しませながら相手を倒す、そこはルールよりも楽しさや表現っていうものが優先される。そんな「ストリートバスケ」に魅了されました。バスケというスポーツは相手がいないと成立しない。それがスポーツだと思うんですけど、フリースタイルバスケっていうのは音楽とボール一個があれば誰にでも見せられるし、どこでもできる。スポーツという枠や色々なものを超えて、どこまで自分で自由に表現できるのかって考えるのが楽しくて、色々な想いを抱けるんです。そこから夢中になって14年間毎日ボールを触っていますね。

――現在に至るまでどのような努力をされたのかお聞かせください。

フリースタイルバスケってマイナースポーツの中のマイナースポーツだと思っています。動画を撮ってアップロードして、音楽に乗せてSNSに投稿するとか、インターネットが普及したから、生まれたスポーツでもあると思うんですよね。続ければ続けるほどに色々な悔しさや大会で勝つ負けるとか様々な苦難があるんですけど、それでも自分が続けていく意義を持つことと、いかに新しいものを入れるか。それは今回晋平太さんから学んだ部分も勿論あるんですけど、新しさっていうのに常に興味があるので、そういう意味では「FREE YOUR MIND.」っていう言葉の通りです。凝り固まらずに常に新しさを持って、見ている人にボール一個でこんなことができるんだって伝えること。そして、それに自信を持つことっていうのが何年経ってもどんどん大きくなる壁かもしれないですね。壁を超えた瞬間が一番楽しいんですけど、それが続いちゃうと今度はうまくいきません。適度に障害がある方が成長できるっていうのが魅力の一つかもしれないです。

――フリースタイルバスケットボールの魅力とは?

魅力はやっぱりボール1個で言葉を超えることです。海外に行ってワークショップをやってもそうなんですけど、「見せて渡す」ことで言葉よりもよりぐっと近づける。尚且つ“フリースタイル”バスケっていうぐらいなんで、ルールがなくて自分が正々堂々と自信持って「これなんです!」って表現したことが評価される。僕の中でバスケってファッションも全て含めて、スポーツの中で一番カッコいいスポーツだと思っています。そんなスポーツに更に自由さが与えられているというのが、生まれて30年近く経ちますけど、これを超えるカッコいいもの・自由に表現できるものに僕はまだ出会えてないから、たぶん大好きなんだろうなって思います。

――これまでを振り返った上で、ご自身が活動するシーンの現在について思うことはありますか?

始めた当初は今とは時代が違ったのかなと思うんですが、元々他の人たちの努力もあり、自分たちがYouTubeチャンネルで数年前から映像配信していて、そこから影響を受けて色々な国でやってくれる人たち、フリースタイルバスケットボーラーが増えてきました。特にアジア、ロシア、ヨーロッパ圏が多いです。コートが少なくてバスケができない国がバスケで強くなれた「バスケの中の異端児」みたいなジャンルだと思うので、そこは何年経っても魅力だなって思います。今では大学のサークルなんかもできて、そこで学んでくれる子たちも増えたので、あとは僕たちがそのフリースタイルバスケットボールを使って色々な多様性、こういうやり方もあるしこんなやり方もある、バスケに寄り添うっていうやり方も勿論ありますし、アートに寄り添うとか、音楽に寄り添うとか、大道芸っぽくとか、十人十色で色々な見せ方ができると思います。希望を持ってくれている子たちの為にも、色々な見せ方で活躍できるんだよっていうことを表現したいと思いますね。

――まだ自分が目指すものが定まっていない若者に対してアドバイスできることはありますか?

嫌な思いとか辛い思いってみんな嫌だし、最初は避けようとすると思うんですけど、やっぱり僕たち人間が成長できるのって「挑戦すること」だと思います。それは「できないことをやってみる」とか、「直感でいけると思ったら挑戦してみる」っていうことは誰でもできることでありながら、実はできないことでもあると思うので、もどかしい気持ちがあるのなら手や身体を動かして、時間を使って何か挑戦するっていうことが一番の答え、解決策になると思います。僕も毎日練習したり足りないって思ったものに触れにいったりしますが、失敗の方が多いと思っています。それでもこうしてSUPERSTARのモデルをやらせてもらえるっていうのは、挑戦した数が多い人程強い人になっていけるということだと思います。後で振り返ったら辛いことも笑い話になったりするので、騙されたと思って痛い思いをしてみてほしいです。

――今回のコラボによって、伝えたいメッセージはありますか?

晋平太さんの歌詞がすごく直球なんです。10代20代の若いうちって何かしら不安を抱えて生きていくと思うんですが、人から言われたことでハッと気付けることがすごく多いと思うんですね。今回のコラボレーションってすごく“そうだよね”って思わせてくれるようなものがたくさん詰まっているので、真っすぐすぎて暑苦しいとかって思わずに、一回自分と照らし合わせてみてもらうと、いい発見があるんじゃないかなって思います。

――今回、お召しになったウエアはどうですか?

シューズも含めてコーディネート一式全部欲しい!どこにでも着ていけます。さっき家の寝室からステージの上まで着られるね、って晋平太さんと話をしていました。僕たちって普通のスポーツよりもライフスタイルを取り入れるんですよね。自分らしさっていうのをすごく大切にしています。服でもあって戦闘服でもあるみたいな。あとは、生地感がすごく良い。やっぱり着心地って、体を動かすことだからこそスポーツの中でも大事だと思うんですよ。今僕が着ているジップアップフーディーも薄手なんですけど、しっかりと暖かいんですよね。本当に着る人たちの気持ちになって作ってくれてるんだなっていうのをすごく感じますね。晋平太さんに関しては靴下ひとつから誉めてましたので(笑)「この靴下やべぇ!」って。僕も体を動かす人間なので分かるんですが、動く人の為に設計されていると感じます。

――ZiNEZさんにとってのスーパースターとは?

以前うまくいかない時期があった時に色々な人と話していて、誰からでも得られるものがあると気付きました。それまでひとの事を“この人素敵だな”とか、“この人はちょっとあれだな”って偏見みたいなものを持つこともあったんですけど、実はそれって人の一面でしかなくて、話してみてその人を知れば知るほど、誰しにでもそれぞれの良さがある。それって誰しもが誰かにとってのスーパースターになるチャンスがあるってことだと思うんです。僕にとってのスーパースターっていうのは、自分よりも先にステージの上に立って沢山の人を魅了してきた人たち。沢山のスーパースターがいるんですよ。なのでそれを一人に絞るっていうことは…すごく難しいです。

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