映画「斉木楠雄のΨ難」が山崎賢人史上で最高の作品と呼ばれる哀しいワケとは

映画「斉木楠雄のΨ難」が山崎賢人史上で最高の作品と呼ばれる哀しいワケとは

映画「斉木楠雄のΨ難」が山崎賢人史上で最高の作品と呼ばれる哀しいワケとは

 週刊少年ジャンプの人気マンガが原作の実写映画「斉木楠雄のΨ難」が、10月12日に日本テレビ系で地上波初放送されることが分かった。同映画は昨年10月に劇場公開され、公開初週には初登場2位を記録。興行成績は累計10億円を突破していた。

「主演の山崎賢人はこの年、4本の映画で主演を務め、この『斉木楠雄のΨ難』が最大のヒット作となりました。同じジャンプ作品が原作の『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は興行成績が9億円台に留まり、大型作品としては厳しい結果に。川口春奈とダブル主演のスイーツ映画『一週間フレンズ。』は7億円台と健闘しましたが、広瀬アリスとダブル主演のミステリー映画『氷菓』は1億円台と爆死しています。ともあれ誰もが知る超人気作品の『ジョジョ』を上回ったのですから、『斉木楠雄』は山崎にとって会心のヒット作になったはずです」(映画ライター)

 なお山崎の主演映画では2016年公開の「オオカミ少女と黒王子」が12億円、同じく「四月は君の嘘」は14億円のヒットとなっている。ただ前者は二階堂ふみ、後者は広瀬すずとのダブル主演であり、山崎だけで成し遂げた数字でないことは明らか。その意味でも単独主演作となる「斉木楠雄」が山崎史上で最大のヒット作であることは疑いようがないだろう。ではなぜ同作が、それだけのヒットを飛ばせたのだろうか。

「原作が高い人気を誇ることもありますが、なにより注目すべきは作品の魅力を山崎が殺さなかったということ。もとより山崎の“棒演技”ぶりには定評があるものの、この作品ではなんと主役が一言もしゃべらないのです。本作での主人公は常に頭の中で独り言をつぶやいており、それが読者や観客に伝わるという設定。これが他の俳優であれば、作中で一言も発しないのはもったいないという話になりますが、こと山崎に関しては『馬脚をあらわさずに済んだ』ということ。その意味では正しい作品を選んだということができそうです」(前出・映画ライター)

 同映画を未見の山崎ファンは「しゃべらない山崎」の魅力を地上波放送で確認することができそうだ。

(白根麻子)

関連記事(外部サイト)