「やっちゃいなよ」木村拓哉がソロコンで実践した“ジャニーイズム”

「やっちゃいなよ」木村拓哉がソロコンで実践した“ジャニーイズム”

「やっちゃいなよ」木村拓哉がソロコンで実践した“ジャニーイズム”

 木村拓哉の初コンサートBlu-ray/DVD「TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow」が、6月24日にリリースされた。

 木村がステージに立つのは、SMAP解散前から数えておよそ5年ぶりとあって、チケットが540倍もの凄まじい当選倍率になる公演があったほど。“帝王”ぶりは健在だった。

 東京・国立代々木競技場第一体育館と大阪・大阪城ホールの計5公演では、初ソロアルバム「Gо with the Flоw」の収録全曲はもちろん、SMAP時代の人気楽曲も熱唱した。そんななか、来場者が特に楽しみにしたのは、“タブレットボーイ”の登場だ。

 これは、ファンから寄せられた質問が記されているiPadを渡すスタッフのこと。スタッフに扮したメンツは、Kis-My-Ft2・玉森裕太(2月8日)、同じくキスマイ・藤ヶ谷太輔(2月9日)、A.B.C-Z・河合郁人(2月11日と20日)、関西ジャニーズJr.(2月19日)と、木村に縁ある者ばかりだ。

「当然、木村の人選です。玉森は昨年末のドラマ『グランメソン東京』(TBS系)、藤ヶ谷は12年のドラマ『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』(フジテレビ系)で共演しました。2人はプライベートでコンサートを観に行ったのですが、直前に関係者から『スタッフの格好をしてiPadを渡してほしい』とお願いされたのです。恥ずかしがり屋の玉森は12、3秒ではけてしまったので、翌日の藤ヶ谷は『それ以上(の長さはステージに)いてほしい』とクギを刺されたとか」(芸能関係者)

 藤ヶ谷はその日、メンバーの宮田俊哉を誘っていた。しかし、当日会場へ行くと、宮田の姿はなかった。大好きなアニメを優先して、アニソンイベントに行っていたのだ。

「木村が後輩たちにドッキリでステージに上げたのは、ジャニー喜多川さんの演出方法、いわゆる『YOU、やっちゃいなよ』精神です。ジャニーさんは、履歴書に同封された写真を見て、直接自宅に電話を入れて、先輩のコンサートを見に来るよう誘い、やって来たその日にステージに上げる仕掛けを、当たり前のようにしていましたから」(前出・芸能関係者)

 TOKIOの城島茂も、「YOU、ステージ出ちゃいなよ」と舞台に上げられた。SMAP時代の中居正広にいたっては、光GENJIのコンサートでMCまでさせられている。さらにさかのぼれば、近藤真彦は骨折しながらも、「(ソロコンサートに)上がっちゃいなよ」と休むことを許されず。その近藤の日本武道館コンサートに連れて行ってもらったJr.時代の大沢樹生(元光GENJI)は、後半にいきなり「YOUも出ちゃいなよ」と黒いTシャツを渡され、ステージに上がっている。

 ムチャぶりが甚だしいジャニーイズム。それを初のソロコンサートで継承していた木村。ドッキリの仕掛けも立派な舞台演出なのかもしれない。

(北村ともこ)

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