カツ丼にシフト?サンドウィッチマンがコロナ禍で漫才を封印したワケ

カツ丼にシフト?サンドウィッチマンがコロナ禍で漫才を封印したワケ

カツ丼にシフト?サンドウィッチマンがコロナ禍で漫才を封印したワケ

 お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが10月6日、東京ドームホテルで開催された宮城米の新CM発表会に出席し、コロナ禍で敢えて漫才を披露しなかった理由を説明した。

 4年目を迎えた“みやぎ米メッセンジャー”としての大役に感謝する2人。芸人として売れる兆しが見えなかった下積み時代にも宮城のお米が実家から仕送りされ、しっかりと栄養だけは摂っていたと明かし、「苦労してた割には全く痩せなかった」と自虐して笑わせた。

 そんな2人だが、このコロナ禍ではボケとツッコミの間に一定の距離とアクリル板を挟まなければならなかった為、伊達は「やり辛さがあって、(漫才を)やらなかった」と告白。富澤も「アクリル板を何枚も挟むと声も聞けない。『え?』と聞き返す漫才になってしまう」とし、サンドウィッチマンはコンビとして漫才の披露をパスしたという。

 その一方、伊達が所属事務所の公式YouTubeチャンネルにアップした「カツ丼を食べるだけの動画」や「天丼を食べるだけの動画」はそれぞれ120万回を超える再生数を記録。当初、伊達は「3回くらいの再生数だと思った」としながらも、結果的にはコロナ禍で劇場に立てないお笑い芸人の働き口としては理想的な正解を見出すこととなった。

「アクリル板を挟んでも漫才としての性質にほとんど影響を受けないコンビも居ますが、サンドウィッチマンの場合には富澤が伊達にしか分からないような小ボケを低音で囁くやり取りも多く、声が聞き取りづらくなってしまうのは致命的といえます。ただし、2人の場合は公式YouTubeチャンネルに大量の“メガヒット動画”がストックされており、この自粛生活中にも変わらず順調に再生回数を増やしています。1000万回を超えるネタ動画を4本も備え、900万や800万、700万回再生の動画もある。ここまで来ると、もはやサンドウィッチマンが稼働しなくともチャンネルは相当額の収益をもたらしており、一時的に漫才をやめても、時代の変化に合わせて“カツ丼を食べること”にシフトチェンジしたのは賢明だったようですね」(エンタメ誌ライター)

 日経エンタテインメントによる毎年恒例企画「1番好きなお笑い芸人」ランキングでは3年連続で首位に輝き、2位の明石家さんまにダブルスコアの差を付けたサンドウィッチマン。人気と実力をしっかりと両立させている2人だけに、再びアクリル板を挟まない軽妙な漫才を披露できる日がやってくることを期待したい。

(木村慎吾)

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