日曜劇場で主演決定の二宮和也、嵐の活動休止後も俳優として活躍を続ける“自然体”な演技の魅力

日曜劇場で主演決定の二宮和也、嵐の活動休止後も俳優として活躍を続ける“自然体”な演技の魅力

2020年末の配信ライブをもってグループの活動を休止し、現在は個人として、俳優業やバラエティ番組、YouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』などで活躍を続けている二宮和也。本記事では、4月より放送が開始される日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)で主演を務めることが決定している二宮の、“俳優”としての魅力あふれる姿にスポットライトを当てたい。

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1999年のデビュー以降、嵐のメンバーとして、華やかな芸能生活を送っていたようにも見える二宮だが、デビューから5年後の2004年頃には、“グループの中で自分だけ仕事がない”といった状況に陥ってしまった時期もあったと、過去にテレビ番組の中で明かしたことがあった。そして、そのタイミングで映画『硫黄島からの手紙』(2006年公開)のオーディションへの参加が決まり、これが自身の転機になったという。

当時、二宮は“クリント・イーストウッド監督に会ってみたい”とオーディションに挑戦するも、監督がその場におらず、やる気のないまま、カメラの前で短い演技を行い、担当者から「もうちょっと長いのやってくれ」という要望を受けたという。しかし二宮は「僕これで大丈夫です」と断り、このやりとりの映像を見た監督が「こんなにやる気がない子も珍しい」「ぴったりだよこの役に」と、二宮を“やる気のない日本兵役”に選出したという経緯がある。同映画は2007年に行われた『第79回アカデミー賞』で作品賞などにノミネートされ、二宮の自然体での高い演技力は、今でもSNS上で「すごい繊細な演技が出来る役者」「二宮君の演技が本当に生々しくて好き」と語られるほど、人々の印象に残るものとなった。

そんな二宮の役者としての才能は、『硫黄島からの手紙』に出演する前から片鱗を見せていたようで、2004年に故・蜷川幸雄氏演出の舞台『シブヤから遠く離れて』で共演した勝地涼は、蜷川氏の指導が厳しく行われる中でも、二宮だけはマイペースにゲームで遊んでいたと明かしつつ、「その後ちゃんと完璧にやるんで。指示したものを」「天才ってやっぱいるんだなって思いました」と回想していたことがある。当時から二宮が持っていた、自分のペースを崩さないまま、求められていること的確に表現する、そういった“ブレなさ”が、彼が今も俳優として求められ続けている理由なのかもしれない。

ジャニーズ初のハリウッド映画進出という輝かしい経歴や、周囲からの高い評価の一方で、二宮自身は、“嵐の二宮和也”だからこそ、俳優などの仕事のオファーが来ていると感じていたようで、2020年にテレビ番組に出演した際には、「嵐がお休みをいただくことによって、もちろん嵐ではあるけども、今まで貰えていたものっていうのがあるとは当然思っていないし」と嵐の活動休止による、俳優活動への影響について語ったこともあった。

しかし、“俳優・二宮和也”への需要は途切れることなく、2022年1月にはフジテレビ系で放送されたスペシャルドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』で主演を務め、4月からは日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)、そして8月には映画『TANG タング』の公開など、今後の出演作も次々に予定されている。

放送開始まで間もなくとなった『マイファミリー』では、娘を誘拐されてしまった父親という難しい役どころを演じる二宮。“嵐の二宮和也”の看板を一度下ろし、俳優としても、更に飛躍を続ける彼が、4年ぶりの連続ドラマでどのような演技を見せてくれるのか、ぜひ期待したい。

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