川栄李奈、コンプレックスだった“普通さ”を武器に実力派女優へ!声の仕事でも才能発揮

川栄李奈、コンプレックスだった“普通さ”を武器に実力派女優へ!声の仕事でも才能発揮

2021年後期放送のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で、三代目のヒロイン・大月ひなたを演じ、話題を呼んだ川栄。6月8日には永山瑛太と共に出演している短編映画『半透明なふたり』がYouTubeにて公開が開始された。本記事では、夢だったという朝ドラ出演を果たし、その後も着実に経験を重ねている彼女の女優としての魅力に迫りたい。

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『カムカムエヴリバディ』の放送終了後、川栄は、スマートフォンの画面で歴史上の人物の人生を描くSF時代劇『義経のスマホ』(NHK)に出演し、主に声の演技で源義経を熱演した。6月3日に放送された最終回では、義経の“最期”の姿を緊張感あふれる声で表現し、コメディ色の強い作品ながらも、ネット上では「川栄李奈ちゃん、演技も声の演技も素晴らしかったなー」「めちゃ泣いた」などの絶賛の声があがっていた。

過去にはNHK『ドキュメント72時間』のナレーションも務めるなど、声を活かした演技にも定評がある川栄。2019年公開のアニメーション映画『きみと、波にのれたら』ではメインキャラクターの1人の声優を務めたほか、ディズニー&ピクサーのアニメ作品『ソウルフルワールド』では日本版声優にも挑戦。2022年には『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』にゲスト声優として登場するなど、コンスタントに声優業を行っている。朝ドラ出演を経て、女優として名実共にステップアップした印象のある川栄だが、今後は声優としての評価も高まっていきそうだ。

そんな川栄が出演し、現在YouTubeで無料公開中の短編映画『半透明なふたり』は、芥川龍之介の「鼻」をモチーフにしたラブストーリー。川栄は中学時代のいじめが原因で片目に怪我を負い、そのトラウマで対人恐怖症となった“文”という、難しい役どころを演じている。同作のインタビュー動画の中で川栄は、自身と異なる生き方をしてきた“文”の気持ちに寄り添うような発言をしつつ、共演した永山からの助けもあり、役柄にしっかりと向き合うことができたと語っていた。

また、同インタビューの中で川栄は、周囲と比較して“自分は場違いなのかもしれない”と、女優としての存在に疑問を感じていたという、自身の過去についても明かしている。その一方で、活動を続ける中、“普通でリアリティがある”という視聴者の声が届くようになり、“普通”はいつしかコンプレックスではなくなったとも語っている。さまざまな役をナチュラルに演じられることが、川栄が『カムカムエヴリバディ』をはじめとした多くの作品で評価されてきた所以ではないだろうか。

多彩な役柄に挑戦し続ける川栄。“普通”であるからこそ、真っ白なキャンバスにさまざまな色で個性を描くことができるのかもしれない。そんな彼女の“朝ドラのヒロインになる”という夢の先にある、これからの活躍にぜひ注目していきたい。

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