辻&加護、13年ぶりの共演に涙……大のハロヲタ・ぱいぱいでか美が感動のライブを熱くレポート!「やっぱり“人生って すばらしい”」

辻希美&加護亜依が13年ぶりに共演した『ひなフェス』をぱいぱいでか美が熱くレポート!

3月30日に千葉・幕張メッセ 国際展示場 1ホールでハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)のコンサート『Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ひなフェス 2019』が開催されました。同イベントにはモーニング娘。’19やアンジュルムといった現役グループはもちろん、スペシャルゲストとしてハロプロを卒業したOGメンバーも出演しました。

同イベントで特に注目が集まっていたのは、元モーニング娘。の辻希美、加護亜依によるユニット・W(ダブルユー)が13年ぶりに復活すること。紆余曲折を経て、ついにふたりが共演を果たすというニュースに、ネットではたくさんの興奮&期待の声が寄せられました。さらに、モーニング娘。を2015年に卒業した鞘師里保も3年ぶりにステージに姿を現したほか、新垣里沙、道重さゆみといった同グループのOGも登場。今回は、そんな豪華すぎる同イベントに自ら足を運んだ大のハロヲタ(ハロプロファン)のタレント・ぱいぱいでか美に、ライブの模様を熱くレポートしていただきました!


こぼれ落ちる涙が止まらないWのステージ

こんにちは、ぱいぱいでか美です! 今、とある余韻をそのままに筆をとってる次第です。1週間以上経ってもまだ夢だったんじゃないかと思わせる幸せな時間。そう! ハロプロの春のお祭り『ひなフェス』に行ってきたのです! 2018年から誕生20周年を祝してさまざまなスッペシャル公演をみせてくれたハロプロですが、20周年にまつわるイベントも今回が最後。そんなただでさえ特別なイベントに、より一層ただごとじゃないゲストが発表されたのは2019年1月のことでした。

“OGゲストとして元モーニング娘。の辻希美、加護亜依、新垣里沙、道重さゆみ、鞘師里保の出演が決定!”

Twitterのタイムラインに流れる悲鳴のような喜びの声! ガキさん(新垣里沙さんの愛称)、さゆ(道重さゆみさんの愛称)だけでもヤバいのに、W復活に鞘師復活?!???!!! コンサート当日を誰もが待ち望み、いよいよやってきた当日には誰もが半信半疑のような浮ついた気持ちで会場に足を運んだのではないでしょうか。私もそのうちのひとりです。

そしていよいよ幕が開けられます。ハロプロらしい盛大なオープニング映像が流れるといきなりセンターステージに現れたのは辻希美さんと加護亜依さん! Wのおふたりです! え、一番最初からこのふたりが登場しちゃうの!? 会場中に響きわたる悲鳴と嗚咽と、そして理屈上聞こえるわけがないのになぜか聞こえる絶句の音。本当に今、目の前でWが復活しているのです。Wが歌い、踊っているのです!

ふたりはさっそく代表曲『ロボキッス』で息の合ったパフォーマンスを披露。空白の時間を感じさせないふたりの阿吽の呼吸、そしてひとりでは成立しない振り付けが、よりWのドラマを引き立てます。のんちゃん(辻希美さんの愛称)は13年間、あいぼん(加護亜依さんの愛称)を待っていたんだ。そしてあいぼんはのんちゃんと再びステージに立つ日を諦めたことなんてなかったんだ。ふたりの強い絆を感じ、こぼれ落ちる涙が止まりません。

ふたりはまるでWが活動していた10数年前にタイムスリップしたかのような錯覚すら起こさせながら1曲を披露すると、あのときあのままの無邪気なMCで場を和ませます。ステージをぐるりと360度囲むファンに向かって「あっちにも! こっちにも!」と、何度もあの自己紹介「W(ダブルユー)でーす!」をやってくれる大盤振る舞い! やや緊張気味なあいぼんをMCで引っ張るのんちゃんの優しい瞳を見たとき、ようやくその時の流れを感じました。衣装もとてもお似合いです。あいぼんのピンクとのんちゃんの水色、そしてふたりが所属していたユニット・ミニモニ。のチェックがあしらわれたドレスのこだわりを説明するふたりは本当に幸せそう。あえてOGらしい大人っぽさをみせるのではなく、“THEアイドル”なドレスを着こなしているところにグッときました。

そして「それではもう1曲」と、ふたりのかっこいい魅力も発揮される楽曲『Miss ラブ探偵』のイントロが流れた瞬間、客席からはまた新鮮なまでの悲鳴&嗚咽(&絶句の音)が! そうそう、Wってただ可愛いだけのふたりじゃなかったんだ。ちょっと小生意気でヤンチャで、でもふたりが並ぶとあまりにも最強だから仕方ないなぁってなっちゃう。『Miss ラブ探偵』はそんな当時のふたりを思い起こさせました。だからあんなに憧れてたんだよなぁ……。

まるで幻のような、でも今目の前で起こる現実のステージが終わると、我々と同じように興奮しきった和田彩花さん(アンジュルム)と譜久村聖さん(モーニング娘。'19)が登場。小さい頃からふたりをテレビで観ていた子が、今やハロプロリーダーとハロプロサブリーダーなんですから、20周年の歴史を感じますよね。

ここからは立て続けに現役メンバーのライブ前半戦。なかでも印象的だったのは、新体制となったカントリー・ガールズのいい意味で変わらない“おふざけ感”でした。毎年恒例の「ひなフェスコール」、今年も最高でした。そしてこちらも『ひなフェス』恒例の現役メンバー全員での『桜ナイトフィーバー』(こぶしファクトリーの楽曲)! 通路付近の席に座ってたので目の前を代わる代わる通っていくハロメンにただひたすら見とれ……まるで死ぬ前に見る走馬灯のようでした。

こんな日が来るんだからやっぱり“人生って すばらしい”

しかし! ボケーっとしてちゃいられない。ここでまたのんちゃん&あいぼんの登場です! 現役メンバーの上國料萌衣さん(アンジュルム)と船木結さん(カントリー・ガールズ)を従えて次に披露されたのはミニモニ。の楽曲! おい! 大盤振る舞いがすぎる! まさか本家本元の『ミニモニ。ひなまつり!』を『ひなフェス』で聴ける日が来るとは……! 続く『ラッキーチャチャチャ!』でも会場は大盛り上がり! “ちっちゃくて かわいい夢がある 叶えたい”というフレーズがこんなに染みるだなんて。

個人的には、将来矢口真里さんのようなバラエティスターになるのでは!?と期待している船木さんが、しっかり矢口さんパートを担当していたのも嬉しかったです。しかしWのときと打って変わって、やはり現役メンバーに並ぶとOGなんだなぁ、と感じました。可愛さは現役アイドルに負けず劣らずなんですが、やっぱりオーラに人生の深みが出ているのです。のんちゃんもあいぼんももう大人の女性なんだなぁ。

そしてのんちゃんからさらに嬉しい衣装情報が! なんとドレスについてる“ミニモちゃん”(ミニモニ。のマスコットキャラクター)のワッペンは、当時のミニモニ。の衣装を外して使っているそうなのです! スタッフさんの愛にまた感動……。Wが今日復活したのは、ふたりの絆の強さはもちろんだけど、いろんな方がずっとずっと待っていたからなんですね。

上國料さんと船木さんがはけると、さらにもう1曲、とひと言。おいおいどんだけみせてくれるんだ! そして流れたのはモーニング娘。の楽曲『I WISH』。まるでイントロドンかのように歌い出しよりも先に泣き始めるヲタクたち! センターステージで噛みしめるように歌ったふたりが、メインステージで待つ現役のモーニング娘。'19に駆け寄って行きます。あの花道を走り抜けるふたりの姿を私は一生忘れないでしょう。

“晴れの日があるから そのうち雨も降る”
“全ていつか納得できるさ!“

ここまでこらえていたあいぼんの涙がこぼれ落ちます。今のふたりが歌うにはあまりにも説得力がありすぎる。

“人生って すばらしい”

これからもふたりが、そして現役のハロプロメンバーみんなが、そう思える日々を過ごせますようにと願いました。

“でも笑顔は大切にしたい 愛する人の為に…”

どんなときも笑顔でがんばってきたあいぼん。そしてどんなときも家族や、あいぼん、愛する人を守る道を選んできたのんちゃん。涙で歌えなくなりそうなあいぼんの腰にそっと手を添えるのんちゃんも、それに応えるあいぼんも、すべてが美しかったです。いろいろなことがあって、当時はいろんな人にめちゃくちゃ迷惑をかけたかもしれない。でもみんな「いつか帰ってこないかな」「あとはすべてのタイミングが揃うだけ」と思い、ずっとずっと待っていました。そのタイミングが揃うのに13年もかかってしまったけれど、それでもこんな日が来るんだからやっぱり“人生って すばらしい”んですよね。

感動に浸る間もなく『ひなフェス』は続行します。こんな空気のなか、次は誰の出番なんだ? ……ひなフェスの演出家は鬼です。なんとここで抽選で選ばれた清野桃々姫さんのソロが披露されたのです。清野さんはBEYOOOOONDSのメンバーで、ハロプロ研修生以前もキャリアはあるものの新人中の新人! そんな子がたまたまくじで引いて! 当たったソロ! 緊張するに決まってるのに! のんちゃん、あいぼんのあとにしますかね! 普通! おかしいでしょ!

しかし、清野さんはただ者ではなかった。一気に会場の空気を自分のものにしたのです。『Moon light night〜月夜の晩だよ〜』(モーニング娘。の楽曲)は清野さんの高いスキルを遺憾なく発揮するにぴったりの選曲でした。さっき歴史の深さと重みを感じたばかりだというのに、新人がこんなにかっこいいんですよ、ハロプロは! クゥー! これだからハロヲタやめらんねぇ! 続く抽選ユニットの“かれいぱん”のパフォーマンスも現役メンバーのスキルの高さをこれでもかとみせつけていました。

そしてまた現役ユニットのライブ後半戦へ。卒業を控える和田彩花さんの神々しさがコミカルに光るアンジュルムの『恋はアッチャアッチャ』が印象的でした!

割れんばかりの声援に包まれたモーニング娘。OGの登場

ここまででもあまりにも盛りだくさんな『ひなフェス』。ついつい忘れそうになりますが、今日はまだOGゲストがいるのです。なんだこの公演、恐ろしすぎる。MCをはさみ、ついに登場したのは鞘師里保さん。そしてモーニング娘。'19の現役メンバーから、鞘師さんと同じ9期&10期&11期メンバーの5人。鞘師さんが登場するやいなや、今日一番の歓声と悲鳴が……! 私、さまざまなハロプロの公演に足を運んでますが、こんなに会場が割れそうなほどの声援を聞いたのは初めてでした。そして、もちろん私もその声のひとりでした。あの鞘師里保が帰ってきたんだ……! 歌い出しで再びあがる歓声に、みんながどんどん“鞘師里保”を現実として捉えているのが伝わってきます。鞘師が帰ってきたんだ! 鞘師が踊っているんだ! 鞘師が歌っているんだ! 鞘師がニヤリと微笑んだぞ! 鞘師が小田(さくら)に目配せをしたぞ! 鞘師と生田(衣梨奈)が戯れているぞ! 鞘師!鞘師!鞘師! そんな興奮が会場中に広がっていました。

鞘師さんがモーニング娘。およびハロプロを卒業したのはわずか3年前のこと。ハロプロの長い歴史からしたら、つい最近のことにすら思えます。でもこの3年の間にハロプロもいろいろ変わりました。ファンの数も明らかに増えています。つい最近卒業したまだまだ若いOGの鞘師さんだからこそ、後追いでファンになった方がたくさんいる。ついこの前のことなのにあまりにも圧倒的な現役時代と、そして今もなお変わらぬ圧巻のパフォーマンス。鞘師里保さんは若くして“伝説のOG”になっていたんだな、と感じました。今のハロプロを作り上げた最重要人物のひとり。だからあの歓声の大きさだったんだ、と。少しお姉さんになっていたけどあどけない顔つきも、それに反する鋭い眼光も何も変わってない。会場のひとりひとりをその視線で貫くような、生まれたときからステージに立つことが決まっていたようなオーラに、ただただひれ伏すしかありませんでした。

鞘師さん+9期&10期&11期メンバーで『Only you』と『One Two Three』を立て続けに披露したあとはメドレー形式で続くOGゲスト・道重さゆみさんの登場! モーニング娘。'14を思わせる円陣ののち、譜久村さんとともに『哀愁ロマンティック』を披露。イメージカラーがピンクなふたりの甘くとろけるような世界にメロメロです。道重さんは現在ソロで活動していることもあってか、いい意味でまったくOG感がない! 現役バリバリの可愛さと小悪魔さで会場を魅了していました。そして道重さんの隣にいるときの譜久村さんは何だか妹みたいで可愛い。普段はモーニング娘。'19を引っ張るリーダーも、元リーダーの道重さんだけには甘えられるのかもしれませんね。

間髪入れずに新垣里沙さんも登場! 12期&13期&14期メンバーとともに披露した『気まぐれプリンセス』で繰り広げられる、現役時代を思わせるガキさんの煽り! 否が応でも盛り上がってしまうガキさんの「カモーン!」にキンブレ(※)を握る手に思わず力が入ります! やっぱりガキさんのかっこいい歌声が好きだー!
(※電池式ペンライトの一種)

新垣さん、道重さん、鞘師さんの3人でのMCも、それぞれがそれぞれの役割分担を完璧にやってのけてて、モーニング娘。のすごさを改めて実感せずにはいられません。最後は3人と現役メンバー全員で『Fantasyが始まる』を披露。道重さんに憧れている現役メンバーの牧野真莉愛さんが現在は道重さんパートを受け継いでるのですが、だからこそご本人とともにパフォーマンスする喜びはひとしおだったことでしょう。私は勝手にそこまで想いを馳せて泣いてしまいました。そしてちぃちゃん(森戸知沙希さんの愛称)。ちぃちゃんよかったねぇ、鞘師と一緒に踊れて(号泣)。

“ガラスの靴はこの手の中にある”
“かぼちゃの馬車を正面に回して!”

そうだ。モーニング娘。は、ハロプロは、いつだって自分の人生を自分で切り開く女の子ばかり。だからこそOGゲストとして堂々とステージに立てるし、現役メンバーも負けてない。そんなところが大好きなんだなぁ。最後はハロプロ現役メンバー全員で20周年記念シングルの『YEAH YEAH YEAH』を歌って大団円。“生きなきゃね”というフレーズが何だか今日は妙に沁みます。

平成から令和に変わっても、ハロプロは永遠に続いていってほしい!

20周年の重みと尊みをこれでもかと感じた2時間強。夢のような時間だったけど、あの日は紛れもない現実。私たちはあくまでファンであり、彼女たちのことはステージに立つ姿やテレビに映る姿しか知らない。それでもやっぱり、OGや現役メンバーが、ここまで一歩一歩踏みしめて生きてきた証みたいなものを感じてしまいました。

30周年も50周年も! 100周年……の頃にはもう死んでるかもしれませんが(笑)、ハロプロには永遠に続いていってほしいですね。だってこんなに可愛くてかっこいい女の子たち、ほかにいますか!? 脈々と受け継がれてきた、誇り高き“アイドル”の老舗。メンバーも変わり、平成から令和に変わっても、その核となる部分は変わらないのでしょう。私もハロプロのように、自分に子どもや孫ができたらハロヲタを受け継いでいきたいですね(笑)。そんなことを本気で考えちゃうくらい、OGの偉大さはもちろん、ここまで繋いできた現役メンバーの素晴らしさにも改めて気づかされる公演でした。

ハロー!プロジェクト万歳! ハロヲタでよかった! これからも全力で応援し続けます!

ちなみに、『ひなフェス』と同時開催の『SATOYAMA&SATOUMI movement』も非常に楽しかったです。辻さん(のんちゃん)から玄米オートミールなどのセットを購入しました!

耳マン編集部

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