竹下幸之介(DDTプロレスリング)の『ニシナリライオット』第13回:「小学3年生がワルの中学生を刺したらしい(地面に)」

DDTプロレスリングの未来を担う若き逸材・竹下幸之介。そんな彼が自身の昔のブログを読み返しながらつづる、地元・西成のお話!


2007年03月23日

214話『時代はピロリ菌』

今日は修了式でございやした!!
特に修了式だから〜とかいうこともなくあっさりと5年生が終わってしまいましたね(笑)

昼はグッピー、こげこげ、ティミヤと共に吉野家でがっつく!!それから野球やサッカーとまあとにかく暑い日に6時間ぐらい遊んでました(=⌒ー⌒=)
画像はかっこつけて網に登ったが降りられないグッピーです(#^.^#)


小学生の頃の放課後は毎日、野球かサッカー。雨が降ったときは遊戯王。お小遣いをもらったあとはプラネ(プラネット。当コラム第11回参照 https://33man.jp/article/column40/007195.html)と決まっていた。

基本的には公園で野球かサッカーをやっているわけで、毎日4時間近くやっていたから野球かサッカーどっちかに絞っていたら今頃ペナントの過酷さから肘が壊れるもトミージョン手術を受けて奇跡のカンバックを果たし沢村賞投手になっていたかもしれないし、バルサユースからレアル・マドリードに入団してウィニングイレブンの表紙に起用されていたかもしれない。

しかし、ここは西成のグランド。

――200X年、地球いや西成は核の炎に包まれた。あらゆる生命体は絶滅したかにみえた。しかし、人類いや不良は死に絶えてはいなかった。純粋にスポーツを楽しんでいるだけなのに、人間の心をもたない悪党どもが現れるのだ。

この連載でこれまでもお伝えしたが、私は不良に一目置かれていて、カツアゲをされるどころかたまに奢ってもらっていた。理由としては身長がデカく(小学校卒業時で178センチ)、力がバカ強かったこともあるが、ある事件がきっかけとなっていた。

それは小学3年生のとき。いつもどおり野球をしていると隣町のワルたちがやってきた。彼らは中学生で怖かったので我々は一目散に逃げようとしたが、奴らは私がお父さんに買ってもらったMIZUNOのグローブをはじめみんなのグローブを金属バットでノックしはじめたのだ。

悔しかった竹下少年は睨んだ。

不良「なんやお前。喧嘩売ってんのか?」

ひえええええええ〜〜〜!!!!

やっぱり怖いよーーーーーー!!!!

許してください!ごめんチャイナ?

と、思ったときにはすでに遅し。不良のひとりがうしろから掴みかかってきた。おんぶのような形になり、うしろに引き倒されそうになったので怖くて必死に前にかがんだ瞬間、これぞ垂直落下と言わんばかりに真っ逆さまに不良中学生が地面に突き刺さった。

このとき、その場にいた全員が思ったと思う。

「死んだ」

あとからわかったことだが私が失神させてしまった中学生はなかなかのワルだったみたいで、

「小学3年生が、○○を投げて(地面に)刺して殺したらしいぞ!!」

と全西成にこの噂は広まってしまい、みんなに一目置かれるようになってしまったのだった。

そして、この日から私は相手に怪我をさせてしまってはいけないリスク管理を徹底する小学生になった。(次ページへ)

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