竹下幸之介(DDTプロレスリング)の『ニシナリライオット』第33回:「記憶から消していた怖すぎる話」

DDTプロレスリングの未来を担う若き逸材・竹下幸之介。そんな彼が自身の昔のブログを読み返しながらつづる、地元・西成のお話!


2007年9月4日

412話『ディスってんじゃねぇよ』

学校で初めての外人が来ての英語教室がありました(^-^)v
いや〜久しぶりの授業は楽しいですな!(^^)!
この楽しい時間も後半年で終わると思えば悲しくなります(T_T)
小学校での時間を大切につかいたいと思います(+_+)

おめでたなニュースが今日ありました(゜o゜)
音楽の先生に赤ちゃんができました( ̄ー ̄)
産まれたらしいです(´ー`)
三人目の子供さんらしいですヾ(^▽^)ノ
おめでとうございます!!

さてさて学校が終わり友達と公園で久しぶりの野球(=⌒ー⌒=)
やっぱりワタシは野球よりサッカーの方がおもしろいですわ(笑)
打順を待ってる時が暇です(>_<)

それからこれまた久々に友達の家に行きましたp(^-^)q
野球盤やら最新のウィニングイレブンなどをやって人生ゲームもやりたかったのですが今日はお父さんの店に行くため断念(T^T)
晩ごはんはお父さんの店で食べました(・∀・)
脳内メーカーで大盛り上がりでしたf(^_^)

明日も1日楽しみですヽ(≧▽≦)/

追記 ワンピースはかなりおもしろいメーン!!


ワンピースにハマるの遅いし、脳内メーカーめちゃくちゃ懐かしい! ……しかしながら、正直コラムネタとしては薄い。たしかに小学校のときの音楽の先生は、140センチ台の身長ながら、体重が90キロあってものすごく安産型であって、「みんなのおかげで、赤ちゃんがスポーンと生まれました!」と言っているのを聞いて、赤ちゃんってスポーンと飛び出してくるんだ!すげーー!!と思ったのを今でも覚えている。

これだけではしょうがないので、地元の同級生たちに何か書き忘れている話はないかと、取材をすることにした。いざ記憶を遡るとなるとなかなか出てこないものでも、会話のなかで思い出すこともある。そんななか、普段は寡黙で元カリスマ美容師のTが重く閉ざされた口を開いた。

「5年生のときにな、担任のK先生(完璧主義者。奥様はmixiで出会った)の話やねんけどな。家庭科の授業でナップザックを作ってるときに、作業が遅れてる子が何人かおってん。このままやったら、期限内に間に合わへんから、先生も手伝ってくれて、ミシンで縫い始めたんやけど、急ぎすぎて自分の指も縫ってん。しかも焦って、下のペダルみたいなん踏んでもて返し縫いしてん。次の日、包帯グルグル巻きで来てん」

淡々と話すその語り口調とともに、そのときの情景を鮮明に思い出し、腹がちぎれるほど笑った。そんな奇跡とも呼べる瞬間を、今の今まで忘れていたのだ。やはりもつべきは友である。引き続き、取材を続けることにした。

次に話をしてくれたのはI君。新婚旅行のラスベガスで、子どもを授かったらしい。おめでとう。そんな彼もしばらくの沈黙のあと、重い口を開いてくれた。

「修学旅行のときの話やけどな。Sっておったん覚えてる?(もちろん覚えている。転校生で、太った坊主の子だ) 背の順的に俺と、Sが近かったんやけど、みんなで電車に乗り込むときに、Sがカバンをホームに置いてきてしまってることに気づいてん。だから慌ててSは取りに戻ろうとしたんやけど、そのときに電車のドアが閉まってもうて片足挟まってな。思いっきり引っこ抜いたら、車中には汚い靴だけ残って、Sはそのままホームに置いていかれてん」

またもやその光景を想像するとたまらなくおもしろく、しかもそのSの人となりを知っているからこそ、また込み上げてくるものがあり、今も書きながら笑い転げていた。

いいよ、いいよー。このまま爆笑エピソードをどんどんいこう!!

続いて話を聞いたのはR。スマホのアプリを開発して億万長者になろうとしたが、すぐに断念。今はりんくうタウンでスマートフォンを売っている。そんなRは意外にも軽く口を開いてくれた。

「たいしたことない話やねんけどいい? 紙芝居事件覚えてる?(なんとなく覚えてはいるが記憶から消していた可能性があるので、教えて教えて!) 50〜60歳の長い白髪の魔女みたいなおばちゃんがな手招きして、俺らをよく自分の家のガレージに入れるねん。ほんで、自作の紙芝居を読み聞かせしてくれるんやけど、いつも人が死んだりする怖い話で、怯えてる俺らを見て、嬉しそうに笑ってんねん。ほんでそれがしばらく続いて、ある日近所の三角公園で首吊り自殺してた人がそのおばちゃんやって、笑いながら死んでたってやつ。死んでる自分の姿を子どもが発見して、怯えてる姿を想像してたんやろな」

怖い! 一番たいしたことある話! 軽くする話ちゃう! 子どものときにみんな体験して怖すぎて、記憶から消してたやつ! 思い出すと大人になった今でも怖いよ……。

みなさんも実は記憶から消してしまっている体験が、脳に眠っているかもしれませんね。

竹下幸之介

1995年5月29日生まれ、大阪府大阪市出身。身長187センチ、95キロ。現役高校生レスラーとして2012年8月の日本武道館大会でデビュー。高校卒業後、日本体育大学へと進学し、学業とプロレスの両立に励み、2018年3月に無事卒業した。卒論のテーマは『ジャーマン・スープレックス』。2018年4月に入江茂弘に敗れるまで、KO-D無差別級王座11回防衛の最多記録を樹立した。地元西成への愛が深く、2018年大みそかの『年越しプロレス』には、「西成魂」の刺繍が入ったオーダーメイドの特攻服をわざわざ作って参戦。“西成のエリートヤンキー幸之介”として愛されている。

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