斎藤工と白石和彌監督が映画『麻雀放浪記2020』舞台挨拶でピエール瀧被告に反省促す

記事まとめ

  • 斎藤工と白石和彌監督が4日、映画『麻雀放浪記2020』の初日舞台あいさつを行った
  • 斎藤は同映画出演のピエール瀧について「本当に猛省してほしい」と願った
  • 白石監督は「もう一回自分が何をしてしまったかを考えてほしい」と目に涙を浮かべた

映画「麻雀放浪記」初日を迎えた斎藤工と白石監督、瀧被告に対するコメント全文

 俳優の斉藤工(37)と白石和彌監督(44)が4日、東京・丸の内TOEIで映画「麻雀放浪記2020」(白石和彌監督)の初日舞台あいさつを行い、3日に保釈されたピエール瀧(本名・瀧正則)被告(51)について、報道陣に思いを語った。

 斎藤は言葉を詰まらせながら「あの一件があってから、特に保釈されたからといって、気持ちが変わる訳ではない」と心境を明かした。その上で「厳しい質問を監督が真摯に受けている姿を見てきたので、その姿こそ、ピエールさんに見ていただきたい。本当に猛省してほしい」と、罪を償うことを願った。

 また「今日この(公開の)日を迎えられたことが、今後、ピエールさんが関わっている作品の映画、ドラマ、その他制作者の1つの特殊なケースかもしれないですが、『麻雀放浪記2020』が、何か同じ映像に関わる人たちの希望になることを願っています」と今後の指標にしてほしいと語った。

 白石監督は目に涙を浮かべながら「やってしまったことと向き合って、刑が確定して、自分と向き合い、いろんな人と話をして、もう一回自分が何をしてしまったかを考えてほしい」と同じく瀧被告に反省を促した。その上で、「僕個人としても、『映画監督とピエール瀧』という関係性で作品を作るのは難しいかもしれないですけど、ここからは友人として、必要であれば瀧さんの治療とか、社会の中で瀧さんが何を貢献していけるか、協力できることは協力して、一緒に考えていきたい」と思いを語った。

以下、コメント全文

 斎藤「あの一件があってから、特に保釈されたからといって、気持ちが変わる訳ではないんですが、(瀧被告)ご自身が大きな波紋が広がるということも、想像は出来ても、いざ目の当たりにして初めて、実感されているのではないかと思いますし、僕は白石さんとたくさん一緒に取材を受けさせていただいて、なかなか厳しい質問を、監督が真摯に受けている姿を見てきたので、その姿こそ、ピエールさんに見ていただきたい。今は本当に猛省していただきたい。また同時に僕らの職業も、モラルな部分、パーソナルな部分というのは、お互いに大丈夫だろうという前提で仕事が進んでいくということに対して、僕ら自身も信用されすぎているのではないか。検査を常にする、僕はそれでも良いと思っています。尿検査でも何だろうが、こういう時代だからか分からないですけど、それくらいスタッフもキャストも信頼で成り立って放送や公開にたどり着くというプロセスの中で、僕も深く考えました。まだ気持ちは、ピエールさんに対してどうこうというよりは、本当に今日この(公開の)日を迎えられたことが、今後、ピエールさんが関わっている作品の映画、ドラマ、その他制作者の1つの特殊なケースかもしれないですが、『麻雀放浪記2020』が、何か同じ映像に関わる人たちの希望になることを願っています」

 白石監督「ピエール瀧さんが保釈されて、僕も少し映像を見たんですけど、出てきて自分のしてきたことの大きさに驚いているでしょうし、やってしまったことと向き合って、刑が確定して、自分と向き合い、いろんな人と話をして、もう1回自分が何をしてしまったかを考えてほしいと思います。僕個人としても、『映画監督とピエール瀧』という関係性で作品を作るのは難しいかもしれないですけど、ここからは友人として、必要であれば瀧さんの治療とか、社会の中で瀧さんが何を貢献していけるか、協力できることは協力して、一緒に考えていきたい。どういう思いで映画を作品を作っているか関わっている者、本当にみんなが考えないといけないし、そもそもなぜエンターテイメントとして見てくれているお客様に『何を届けようとしているのか』は、この世界に関わる者はみんな考えて真摯(しんし)にやっていくしかないと思ってます」