宝塚で「壬生義士伝」舞台化。トップ望海風斗「人の在り方、命の大切さ伝えたい」

宝塚で「壬生義士伝」舞台化。トップ望海風斗「人の在り方、命の大切さ伝えたい」

舞台化される時代劇「壬生義士伝」の会見に登壇した(左から)宝塚歌劇雪組の真彩希帆、望海風斗、原作の浅田次郎氏、彩風咲奈

宝塚歌劇雪組トップコンビの望海風斗、真彩希帆が17日、都内で行われた舞台「壬生義士伝」(石田昌也演出、宝塚大劇場で5月31日〜7月8日)の製作会見に出席した。

 原作は浅田次郎氏の時代劇小説で、ドラマ(2002年、渡辺謙主演)、映画(03年、中井貴一主演)に続いての舞台化。望海は幕末、南部藩に生まれた下級武士、吉村貫一郎を演じる。歴史上のヒーローではないため、センターに立つ機会が少なく演出家泣かせの作品となりそう。演出の石田氏によると、ドラマや映画で出てこなかった場面も使ったり、トップコンビの共演シーンのために、原作者の許諾を得て変更される部分もあるという。

 そんな主人公を演じるため、望海は「舞台に出たとき『望海はどこだ?』となるかもしれないが、人しての在り方、生き様、命の大切を伝えたい」新しいタイプの役に意気込んでいる。

 歌劇団では「王妃の館」(17年)に続き2作目となる浅田氏。「実はコミカルな『王妃の館』とシリアスな『壬生義士伝』は同時期に書いたもの。奇しき因縁を感じる」と明かし、「連載が予定より延びて『壬生―』は原稿用紙1200枚になってしまったが、ここに日本人の魂を込めた。舞台は大変楽しみ。世代をこえて見て欲しい」と期待を寄せた。東京宝塚劇場は7月26日から9月1日。