ワッハ上方リニューアルオープン 実は千鳥の「原点です」

『ワッハ上方』オープニングイベントに吉村洋文大阪府知事、桂文枝、千鳥ら出席

記事まとめ

  • 上方演芸の保存及び振興を図る『ワッハ上方』が大阪市内でリニューアルオープン
  • 吉村洋文大阪府知事、落語家・桂文枝、千鳥・大悟とノブらがイベントに出席した
  • 大悟は「僕らの原点」、ノブは笑い飯の哲夫から助言を受け勉強した場所と回顧

ワッハ上方リニューアルオープン 実は千鳥の「原点です」

ワッハ上方リニューアルオープン 実は千鳥の「原点です」

ワッハ上方(大阪府立上方演芸資料館)リニューアルオープンイベントに出席した(左から)浅越ゴエ、西川きよし、千鳥・大悟、吉村洋文大阪府知事、桂文枝、旭堂南陵、千鳥・ノブ、渋谷天外、松浦四郎若

 上方演芸の保存及び振興を図る目的で作られたワッハ上方(大阪府立上方演芸資料館)が24日、大阪市内でリニューアルオープンし、吉村洋文大阪府知事(43)、落語家・桂文枝(75)らがオープニングイベントに出席した。

 西川きよし(72)は参院議員時代に「『笑いの資料館を作りたい』と陳情に行きました。その時に調査費100万円をいただいて、いろいろ調べていただいて、それが今は何万点もの資料になった」と感慨深げ。渋谷天外(64)は「新喜劇といえば松竹と思っていたんですが、いつの間にか吉本になってしまった。笑いを起点とする劇団が大阪に2つあることは誇り」と話した。

 ワッハ上方は、上方演芸を保存し、人々に親しむ場を提供するために横山ノック府知事時代の1996年にオープン。橋下徹元知事(49)時代にはコスト面の問題もあり移転や廃止が検討され、13年からは演芸ライブラリーのみに規模を縮小して運営していた。笑いの魅力を国内外に広めるため、総工費約5000万円をかけて昨年12月から改修していた。常設展や映像ライブラリーのほか、企画展も開催。初代桂春団治の羽織や藤山寛美の舞台衣装など、貴重な資料が見られる。

 講談師の旭堂南陵(69)はワッハ上方の当時のゴタゴタ劇を振り返り「『あの維新のアホめ!』と楽屋で芸人がどれだけ言っていたことか。リニューアルして戻ったことで、評判もよくなることでしょう」とチクリ。

 千鳥・大悟(39)は上方演芸の大御所に囲まれ、「僕らが来て大丈夫なんでしょうか」と苦笑い。約20年前にお笑い芸人を目指して岡山から大阪に出てきたが、NSCの入学試験に落ちて路頭に迷っていたそうで、「当時はちょうどこの階にレッスンルームがあって、照明とか音響の手伝いをしていた。僕らの原点です。初めて漫才をやったのもここで、何回かやらせてもらって吉本のオーディションを受けた」と振り返った。ノブ(39)は「ツッコミが下手で迷っていた時に、笑い飯の哲夫さんが『(夢路)いとし・(喜味)こいし師匠と(中田)ダイマル・ラケット師匠の漫才を見ろ』と言われて(映像ライブラリーで)勉強した。一般の人はもちろん、若手芸人にも来てほしいですね」と話した。