ノーモア宮迫博之へ再発防止研修 “脱税疑惑”報道に吉本興業「相談に乗る」

"闇営業"問題で揺れる吉本興業がコンプライアンス研修を実施 一部芸人を呼び出し

記事まとめ

  • 所属芸人らの闇営業問題で揺れる吉本興業が26日、“再発防止プロジェクト”をスタート
  • この日、一部芸人を都内の事務所に呼びコンプライアンス研修を行った
  • 吉本興業は今後、闇営業問題で謹慎中の芸人を中心に税金についても相談にのるという

ノーモア宮迫博之へ再発防止研修 “脱税疑惑”報道に吉本興業「相談に乗る」

ノーモア宮迫博之へ再発防止研修 “脱税疑惑”報道に吉本興業「相談に乗る」

宮迫博之

 ノーモア入江、ノーモア宮迫―。闇営業を行い特殊詐欺グループから金銭授受があったとして「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)ら11人の謹慎処分を下した吉本興業が26日、“再発防止プロジェクト”をスタートさせた。

 この日、一部芸人を都内の事務所に呼びコンプライアンス研修を行った。「今までやっていることと変わらない。継続してやっていること」(同社幹部)としているが、24日の処分発表以来、初の研修実施。今回の一件で所属タレントも反社会的勢力との交際が重大なコンプライアンス違反だということを痛いほど分かっているだけに、時機にあった実施となった。

 闇営業の発覚当初は厳重注意だった処分が重くなったのは、当初はノーギャラだとの発言が“うそ”であったこと。特殊詐欺グループからの金銭授受の事実だった。その時のギャラは事務所を通さない闇営業ということもあり、領収書も存在せずに所得として申告されていないのではと“脱税疑惑”が報じられている。これについても同社幹部は「(個人事業主として)当然、申告は個々でやることになりますが、事務所として相談に乗ります」と明言。“相談窓口”を設置し、謹慎中のタレントを中心に健全な申告を行うように求めていく。

 25日のイベントに出席した「ブラックマヨネーズ」吉田敬(46)が今回の一件について「もらったお金を寄付するとか、被害に遭われた人の団体があるなら、少しでも返すとか…」とテレビでのコメンテーターの発言に賛同する形で提案した。吉本興業は再発防止とともに一度失った社会的信用を取り返すべく、できる限りの手を打つことになりそうだ。

 ◆吉本興業のコンプライアンス研修 2006年に「コンプライアンス推進委員会」を発足。所属タレントは弁護士を含む委員との面談が義務づけられた。11年に島田紳助さんが暴力団関係者との交際を理由に芸能界引退して以降は、さらに強化。年2回の社内研修を定期的に行っている。