「Wヤング」平川幸男さん死去…2度上方漫才大賞 80年代漫才ブーム先駆け

「Wヤング」平川幸男さん死去…2度上方漫才大賞 80年代漫才ブーム先駆け

平川幸男さん

 漫才コンビ「Wヤング」の平川幸男(ひらかわ・ゆきお、本名・平川幸朗=ひらかわ・こうろ)さんが11日、大阪市内の病院で死去した。78歳。12日、所属事務所の吉本興業が発表した。

 平川さんは1961年に音曲漫才の西川ヒノデに弟子入り。64年に中田治雄さんと初代Wヤングを結成し、だじゃれの連発やテンポの良い掛け合い、「ちょっと聞いたあ」などのギャグで一躍人気者になった。74年に上方お笑い大賞金賞、75年と78年に上方で最も由緒ある顕彰の上方漫才大賞を受賞。80年代の漫才ブームの先駆けとなった。

 79年に中田さんが死去した後は歌手や司会業で活躍したが、84年に佐藤武志(65)と2代目Wヤングを結成。得意の歌やダンスを取り入れたり、舞台を走り回ったりする体当たりの漫才で人気を博した。今年2月に左変形性膝関節症と腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症の手術を受けて休養。4月に舞台復帰したが、その後、再び体調を崩して入院していたという。

 相方の佐藤は吉本興業を通じて「僕にとっては相方でありながら、師匠でもあり家族のような存在でもありました。あと10年はやれると思っていました。それくらい元気でパワフルな男でした。その夢がかなわず無念で心寂しい思いです」とコメントした。葬儀・告別式は近親者で執り行う。