土屋太鳳が凶悪犯役、清純派が4度のオファーに覚悟…来年公開主演映画「哀愁しんでれら」

シンデレラを思わせるドレスに身を包み、鋭い視線を送る土屋太鳳

 女優の土屋太鳳(25)が来年早春公開の主演映画「哀愁しんでれら」(渡部亮平監督)で社会を震かんさせる凶悪事件の犯人役を演じることが18日、分かった。明るい印象の強い土屋が、イメージを覆す残忍な役柄に挑む。

 映画「3月のライオン」(17年)、「ビブリア古書堂の事件手帖」(18年)などの脚本を手掛け、今作で商業映画デビューする渡部監督のオリジナル脚本。土屋は市役所に勤める主人公の福浦小春を演じる。ある日、思わぬ形で不幸に見舞われ、人生を諦めかけた小春は、シングルファザーの開業医と出会い、恋に落ちる。シンデレラのように不幸のどん底から幸せの絶頂へ駆け上がった小春の波乱に満ちた人生を描くサスペンスだ。

 渡部監督から「いま現在の土屋太鳳さんに、どうしても演じてほしい」と熱烈オファーを受けたが、「初めてこの物語を読ませていただいた時、私が感じたのは嫌悪感と疑問でした」と最悪の印象を告白し、丁重に断った。それでも4度目のオファーで「『この物語は生まれたがっているんじゃないか』と感じたんです。脚本の中で小春が泣いているようにも感じました」と覚悟を決めて、監督の熱意に応えた。

 昨年12月、関東近郊で行われた撮影に参加。これまでに経験のない役柄に戸惑いつつ「迷った末の撮影は得がたい時間の連続でした。命が命を愛そうとする時の摩擦熱のような何かが今も心に残っています」と思いを込めた。

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