DA PUMP KENZO振り付け「U.S.A.」エクササイズ動画大反響

KENZOが紙面で振り付けレクチャー。〈左〉イントロ後に手拍子〈中〉歌い出しの「U.S.A.」のポーズは大きく〈右〉ジャンプして腕を絞る

 1か月にわたってお届けしてきた「ステイしてます」最終回はダンスボーカルグループ「DA PUMP」のKENZO(35)に電話取材。18年にヒットした「U.S.A.」の振り付けを自ら再構成し、ダンス・エクササイズをリリース。YouTube動画の再生数もグングン伸びている。スポーツジムも段階的な規制が続いている今だからこそ、おうちエクササイズで楽しみながら体を動かしてみては?

 家の中で過ごす時間が増えたことで、改めて周りの人に支えられてきたと気づかされました。今こそ人が手を握って団結するときなんじゃないか、僕なりに勇気を与えられないかと今回のダンス・エクササイズを振り付けすることにしました。「U.S.A.」はもともと、老若男女問わず楽しめる、魔法の力をくれる曲。家の中でできる動きで、心をひとつにできたらという思いで振り付けしました。

 今回、ヨガやピラティス、エアロビクスの動きについて勉強しました。簡単すぎても難しすぎてもいけない。ダンサーの仲間からも意見をもらい、約2週間かけて制作しました。とくに注目してほしいポイントは「いいね!レッグカール」。レッグカールはエアロビの代表的な動きですが、そこに「いいね!ダンス」の親指を立てるしぐさを組み合わせました。フィットネスの基本は負荷をバランスよくすること。必ず動きは左右対称にするように心がけています。クラップ(手をたたく動作)やなわとびの動きも取り入れました。

 公開してからの反響にはビックリしました。一般社団法人日本フィットネス産業協会(FIA)とコラボレーションした動画が約40万回、僕の公式YouTubeチャンネルの動画が約55万回再生。チャンネル登録数もこの2週間で1万人以上伸びました。効果には個人差があると思いますが「やせた!」と喜んでくれる方も多くて本当にうれしい。高齢の方や下半身が不自由な方のための「椅子バージョン」(近日公開予定)も作っています。

 DA PUMPもライブが中止になり、一時はエンタメの意義を見失い「普通の仕事をしたほうが世の中のためになるんじゃないか」って思ったこともありました。でも、今回の動画で喜んでもらって救われました。メンバーと一緒にパフォーマンスして、お客様に喜んでもらった日々がどれだけいとおしかったか。夢を追い続けた経験や価値は必ず残る。また笑顔でみなさんに会える日を楽しみにしています。

 ◆KENZO(ケンゾー) 1985年1月21日、福岡県生まれ。35歳。2008年にDA PUMPの新メンバーとして加入。10年から17年にかけてダンス世界大会で8年連続優勝。コレオグラファー(振付師)としても、多くのアーティストの総合演出や振り付けを手がけ、提供楽曲数は100曲を超える。

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