木村花さん死去にフジテレビ遠藤社長「慚愧(ざんき)の念に堪えません」

木村花さん

 フジテレビの恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が番組での言動に対する誹謗(ひぼう)中傷を苦に自殺したとみられる問題で、同局の遠藤龍之介社長(63)は29日、「慚愧(ざんき)の念に堪えません」とコメントした。

 今月の定例会見が新型コロナウイルスの感染防止対策で中止になったことを受け、ラジオ・テレビ記者会の質問に文書で回答した。

 遠藤社長は「私どもがもっと細かく、継続的に、彼女の気持ちに寄り添うことができなかったのだろうか」とし「刻々変化する出演者の心の在り方という大変デリケートな問題を番組としてどう扱っていくか、時としてどう救済していくかについて、向き合う私どもの認識が十分ではなかった」と反省の意を示した。

 同局の企業広報室によると、局では出演者や関係者への聞き取り、番組制作資料の確認、素材VTRの確認、SNSの反応の調査など、事実関係を精査している。結果の取りまとめ時期は未定で、関係者の処分について担当者は「検証の結果次第」とした。

 番組は男女6人が共同生活する様子を描く。第38話は3月末にネットフリックスで配信され、フジテレビでは5月18日に放送された。木村さんは23日未明「毎日100件近く率直な意見。傷付いたのは否定できなかったから」などとツイート後、死去した。この日、都内で通夜が営まれた。

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