「BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage」、梅津監督の続投決定

「BanG Dream! FILM LIVE」再上映記念トークショー

 キャラクターとリアルライブがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!」(バンドリ!)の劇場版アニメで昨年9月に公開された「BanG Dream! FILM LIVE」が全国で再上映され、記念のトークショーが5日に東京・イオンシネマ板橋で行われた。

 トークショーにはバンドリ!プロジェクトの生みの親であるブシロード社の木谷高明・代表取締役会長、アニメ制作のサンジゲン社・松浦裕暁・代表取締役、劇場版監督の梅津朋美さん、フルCGアニメである本作のCGスーパーバイザー、三村厚史さんが出席。事前にインターネットで募集したファンの質問に答える形式だったが、出席者から、ふだんあまり出たことのない秘話が次々と飛び出した。はじまりは、松浦さんが学生時代にX JAPANなどの「フィルムライブ」が映画館で上映され、人気を呼んでいたことからバンドリ!でも同じことができるのではないかと考えたこと。しばしばサンジゲンを訪れていた木谷さんにミーティング時に提案し、劇場版企画が始まったという。当時はTVアニメ「BanG Dream! 2nd Season」の制作がまだ行われていた頃だったが、「―2nd Season」に引き続いてわずか3か月ほどで作り上げた。

 「BanG Dream! FILM LIVE」は、プロジェクトに登場する5バンドが野外ライブで演奏しているシーンと、バンド同士が交流する楽屋裏のオフショットを中心にしている。TVシリーズでは放送時間の関係で短くなってしまうことの多いライブシーンと「音楽」のみで構成されている。いわばガールズバンドのライブビューイングのような視点で作られている。オフショットは、ビデオカメラのフレームの視点から描かれていたが、ビデオを撮っていたのは、「―2nd Season」の時点ではキャラクターのみが登場し、その後放送された「BanG Dream! 3rd Season」で結成されたガールズバンド・RAISE A SUILENのギタリストになるロック(朝日六花)だったという構成もあり、TVシリーズの橋渡しになる演出もなされている。

 「舞台裏のシーンが描かれていましたが、主催者目線で見ると、これはうまくいくライブだなと思えました」と木谷さんはそのリアル感に感嘆。「アンコールシーンは高校の時に見たライブビデオで、アーティストが疲れてるけど(コールに促されて)出ていくシーンにしびれるし、その時の(アーティストの)顔を見ると、ファンになっちゃいますよね」と松浦さん。梅津監督も「アーティストのライブビデオのオフショットなどを参考にしました」と、リアルライブ以上のこだわりを持って作り込んだことを明かした。

 トークショーの席上、「―FILM LIVE」の映像化予定があること(時期未定)、またすでに制作が決定している第2弾「BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage」の監督も梅津さんが手がけることが発表された。公開時期は未定だが、梅津さんは「(公開される時には)応援上映ができる世の中になっていることを祈っています」と、新型コロナウィルス感染症が収束していることを願った。

 三村さんは「BanG Dream!」に登場する人気ガールズバンド・Roseliaを主人公とした2021年公開予定の劇場版アニメ「BanG Dream! Episode of Roselia」の監督をつとめることになっており、「僕が最初に絵コンテを切ったのはRoselia。僕は今年は(Episode of Roselia)一本なので、Roseliaをもっと好きなってもらえるような作品にしたいと思います」と決意を語った。

関連記事(外部サイト)