襲名から丸10年の桂塩鯛が自身初「1日6ネタ」に挑戦「命ある限り頑張る」

大阪・サンケイホールブリーゼで10月11日に開催される独演会をPRした桂塩鯛

 落語家の桂塩鯛(65)が14日、大阪市内で、毎年恒例の独演会(10月11日、大阪・サンケイホールブリーゼ)をPRした。

 2010年に桂都丸から4代目塩鯛を襲名して丸10年が経ち、塩鯛としては11度目の同ホールでの独演会。「大変な時代で我々も困窮しているが、今年もやらせていただき、ありがたい。気が下がっていく時期もあったが、調子が戻ってきた」と意気込んだが、今回は自身初の「1日6ネタ」に挑む。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から客席使用数が制限されていることもあり、主催者側から「2回公演でネタを変えてほしい」とリクエストされた。

 「65歳で1日6席も…。気合は入っているけど、しぼんでしまいそう」と苦笑しながらも「命のある限り頑張ってみようと思う。出血大サービス」。午前11時開演の部が古典の「つる」「質屋蔵」の2本に加え、トリで、桂文枝(77)が三枝時代に作った創作落語「宿題」をかける。午後3時30分開演の部は「みかんや」「寝床」に、同じく三枝作の「ワニ」を演じる。

 「ワニ」は十数年前に文枝に「やらせてもらっていいですか」とお願いし、快諾され、録音音源や台本も渡されたが、そのままになっていたもので「一度やってみようと思った。独演会は特別。塩鯛のすべてをいっぺんには見せられないが、自分の中で自信があるものを出さないといけない。来年の事もぼちぼち気にかけなければ」と早くも来年の開催も意識していた。

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