岡田結実、日本テレビ系ドラマ「江戸モアゼル 令和で恋、いたしんす。」で3年連続3度目の連続ドラマ主演

江戸時代の花魁・仙夏の彩り豊かな衣装を身にまとう岡田結実。「お着物は背筋がしゃんとします

 女優・岡田結実(ゆい、20)が、読売テレビ制作の日本テレビ系ドラマ「江戸モアゼル 令和で恋、いたしんす。」(木曜・後11時59分)で3年連続3度目の連続ドラマ主演を務めている。現代にタイムスリップした江戸時代の吉原の花魁(おいらん)・仙夏が巻き起こすラブコメディー。新成人で、まもなく芸歴も20周年を迎える岡田は「芯が強く、人目を気にしない仙夏に憧れます。じゃじゃ馬のように暴れまくりたいですね」と役柄に思いを重ねている。(筒井 政也)

 昨年4月に20歳になり、新成人の対象者。取材時は成人式の中止が決まった直後で「悲しい。お着物に合うプロポーションになってきたのに…」と残念そうだったが、カラフルな着物姿の仙夏役で、鮮やかに節目の年のスタートを切った。

 仙夏は161年前の江戸から、なぜか現代にタイムスリップ。成り行きで蔵地俊輔(葉山奨之)の家に居候し、彼のアルバイト先のカフェを手伝うことになるが、野暮なことが大嫌いな江戸っ子気質が周囲に大きな影響を与えていく。

 大阪出身だけに江戸弁には一苦労。「仙夏は自分のことを『わっち』と言うんですが、私はプライベートでは『ウチ』。混ざってなぜか『アタシ』になっちゃう。それに『ありんす』って、こんなに言う?(苦笑) 言葉遣い、所作が難しい」と大変そうだが、3年連続の連ドラ主演の栄誉。昨年3月に大手事務所を辞めて新天地に移ったとあって「めちゃくちゃうれしい」と喜んだ一方で「まだ場を引っ張る力もない。心の底からできます! と言える時にやりたかった。割とネガティブ人間なので」と、ためらいもあったが、仙夏のアグレッシブさが前を向く力になった。

 「こういう人になりたかったというぐらい“どタイプ”ですね。思ったことはオブラートに包まず、素直に言う。現代人には簡単にできないこと。それが自分のためでもあり、相手のためにもなる。奥ゆかしさ、人としての深さがあるステキな女性ですね」

 今月7日の第1話では俊輔から「なんで全部、思ったことを口にできるんだよ」と問われた時の「命を使い切りたいのさ」というセリフがお気に入り。「刺さりましたね。救われたというか。誰かにどう思われるか考えるばかりでは、自分の人生を損するな、もったいないなって。そんな生き方はやめようと思いましたね」

 だから、タイムスリップできるなら、初恋時代の自分に会いにいき、背中を押す。「告白しなかった小学6年の自分に『砕けてもいいから』と言いたい。そこから多分、臆病になったと思うので。『人生、死ぬより怖いことはない』。これは『鬼滅の刃』に教えてもらったんですが(笑い)」。まるで仙夏が乗り移ったよう。転機になる役だろう。

 1歳で子役モデルとしてデビューし、芸歴もまもなく20周年を迎える。「違う仕事もしてみたいなと思う時もありましたが、(コロナ禍の)自粛期間を経て『やっぱり、好きなんだ』と改めて気づくことができた。今までで一番のびのびできているかも。一生やりたい」。状況が好転すれば、海外にも目を向けたいという。「今まで見てきた世界は限られているから。いろんな人に会って“芸能人・岡田結実”じゃなく“人生の岡田結実”の魅力と深さをもっと出せるようになりたい」と大きな瞳をキラリ。今作にかける熱量が、のちに必ず“結実”するはずだ。

 ◆岡田 結実(おかだ・ゆい)2000年4月15日生まれ。20歳。大阪府出身。1歳の01年に子役モデルとしてデビュー。10〜13年にNHKEテレ「天才てれびくんMAX」「大!天才てれびくん」にレギュラー出演。17年の映画「傷だらけの悪魔」で女優デビュー。18年、テレビ朝日系「静おばあちゃんにおまかせ」ドラマ初出演・初主演。出演する映画「僕が君の耳になる」が今夏公開予定。父はますだおかだ・岡田圭右(52)、母はタレント・岡田祐佳(48)=17年に離婚=、兄は俳優・岡田隆之介(23)。身長160センチ。

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